開幕への意気込み
アスルクラロ沼津
「走れ、アスル」をスローガンに掲げる沼津、ホーム開幕戦での全力プレーを誓う
17日にホーム開幕戦を迎える沼津は12日に特別記者会見を行った。渡邉 隆司代表取締役社長、吉田 謙監督を筆頭に、キャプテンの菅井 拓也に加えて、伊東 輝悦、中山 雅史が本会見に登壇し、ホーム開幕戦への意気込みを語った。
「地域の皆さまの熱い思い、そして僕らの懸命な、ひたむきな思いが引きつけ合い、素晴らしい試合になると思っています」とは吉田監督の言葉。ホーム開幕戦を前に、沼津が掲げる「走れ、アスル」というスローガンにちなんだ全力プレーを誓った。「ホーム開幕戦は、ファン・サポーターの方々の目の前で、今年1年間僕たちはこうして戦っていくという強い気持ちをピッチで表現したい」とホーム開幕戦へ気合十分な菅井。J3開幕戦で黒星スタートとなった沼津だが、「今朝全員と会った時にみんなが良い表情をしていた。きっと素晴らしいホーム戦にしてくれると思う」と吉田監督も選手の奮起に期待する。
また今年からアスルクラロ沼津応援PR大使に就任した静岡県内で活動するローカルタレント・久保 ひとみさんが自分の名前にちなんだ「1103」のユニフォーム姿で登場すると、持ち前の明るいキャラクターで会場を沸かせた。久保さんは、「サッカーが好きな人ばかりではなく、スタジアムに足を運ぶと『こんな面白いことがあるよ』というのを女性独自の目線で伝えたい」と応援PR大使として”全力”で沼津を盛り上げる意気込みだ。そんな久保さんの就任イベントも予定されているホーム開幕戦。沼津の魅力でもあるハードワークを厭わない全力プレーで「やはり勝つ。勝ってともに喜ぶ。静岡県東部地域の方々すべてにメッセージを込めて戦いたいと思っています」と吉田監督は必勝を誓った。
■選手・監督コメント
吉田 謙監督(沼津):「前節敗戦しましたけど、負けたからダメ、勝ったから良いというわけではなく、1年間1日1日積み上げたものが最後に素晴らしいものになると思っています。これからも日々の努力を続けていきたい。今週ホームで試合がありますが、その試合に向けても1日1日大切にしていきたい。今朝会った時に全員が良い顔をしていた。きっとホームで素晴らしい試合をしてくれると思います」
伊東 輝悦(沼津):「生でやるという空気感というか、選手の声や熱もそうですし、サポーターの皆さんの声もそうだと思いますけど、そういうライブ感を楽しんでほしいなと思っています」
中山 雅史(沼津):「試合を見て、「この選手たちこんなにやれるんだ、こんなに走るんだ、こんな表情をするんだ、こんな気遣いがあるんだ」というのを感じてもらいたいですね。そして最後まで諦めないやり抜く姿勢。とにかく最後までやり抜く、戦い抜く、そういう姿勢を見てもらい、それを自分の生活あるいは、自分の目標に向かって使っていってもらえれば、刺激になればいいなと思っています」