水戸vs仙台のマッチレポート・動画(明治安田J2リーグ:2025年3月16日)
一覧へ明治安田J2リーグ 第5節 2025年3月16日(日)14:03KO ケーズデンキスタジアム水戸
試合終了
20前半0
2後半2
8SH20
5CK9
11FK7
2
水戸が渡邉を起点に鋭く2発。しかし、リードを守れず
前半にペースを握ったのは仙台。水戸のボランチを消しながら、力強いプレスを掛けて相手に攻め手を作らせず、押し込む展開を作った。しかし、水戸の守備陣は集中力を欠くことなく、ゴール前で粘り強い対応を見せてゴールを許さなかった。
「前半の課題を修正した」(森 直樹監督)水戸は後半に入ってギアを上げる。セカンドボールの回収で上回り、そこから鋭いカウンターを仕掛けてチャンスを作り出す。56分には前がかりに奪いにきた相手に対して渡邉 新太が起点となってカウンターのような局面を作り、右サイドに展開。走り込んだ飯田 貴敬がニア上に強烈なシュートを叩き込み、先制に成功する。
さらに60分にも渡邉 新太を起点としたカウンターを仕掛け、左サイドでボールを受けた長尾 優斗がゴール前に浮き球を送ると、走り込んだ渡邉 新太が頭で合わせて追加点を決めた。
だが、そこから仙台が反撃に出る。72分、左サイドのクロスからゴール前でボールをつなぎ、最後は郷家 友太が蹴り込んで1点差に詰め寄る。さらに攻め手を強める仙台は前線にターゲットタイプの宮崎 鴻と梅木 翼を投入し、パワープレーで水戸ゴールに襲いかかった。
水戸は5バックに変更して相手の攻撃をはね返そうとしたものの、90+3分、左サイドのクロスからゴール前で混戦となると、最後は宮崎 鴻が頭で押し込んで仙台が同点に追いつく。
その後、勝利をあきらめない両チームはチャンスを作り出すも決め切ることができず、2-2のまま試合は終了。勝点1を分け合うこととなった。
[ 文:佐藤 拓也 ]