鳥栖vs大宮のマッチレポート・動画(明治安田J2リーグ:2025年3月15日)
一覧へ明治安田J2リーグ 第5節 2025年3月15日(土)14:03KO 駅前不動産スタジアム
試合終了
11前半0
0後半0
5SH4
5CK4
16FK9
0
- 38'西澤 健太
鳥栖が好調・大宮をシャットアウト。開幕5戦目で初勝利をつかむ
今季初勝利を目指す鳥栖は立ち上がりにアクシデント。空中戦での接触で胸部を痛めた堺屋 佳介がプレー続行不可能となり、前日に加入が発表されたばかりの松田 詠太郎が初出場となった。
大宮は28分、杉本 健勇の浮き球のパスに抜け出した泉 柊椰がカットインからシュートを放つも、この決定機はGK泉森 涼太の左手一本の好セーブに阻止された。ピンチをしのいだ鳥栖は38分、エリア内でパスを引き出したヴィキンタス スリヴカがラストパスを送ると、これが相手のハンドを誘発。これで得たPKを西澤 健太が沈めて、鳥栖が1点をリードして前半を折り返した。
後半は立ち上がりから同点を目指す大宮が猛攻を仕掛け、鳥栖を押し込んでいく。59分には裏に抜け出した杉本 健勇がGKとの1対1を迎えるも、これは泉森 涼太がストップ。67分にはアルトゥール シルバの浮き球の落としに走り込んだ下口 稚葉がダイレクトボレーを放つが、ここも泉森 涼太がゴールを許さず。鳥栖の1点リードのまま、試合は終盤へと入る。
守勢が続いた鳥栖も77分、西澤 健太がゴール正面の位置から強烈なミドルシュートを放つが、これはGK笠原 昂史がゴールを許さない。終盤、大宮はさらに猛攻を仕掛けるが、鳥栖も最後まで集中を切らすことなく、大宮の攻撃をシャットアウト。開幕5試合目にして待望の初勝利を挙げた。対する大宮は開幕からの連勝が『4』でストップ。今季初黒星となった。
初勝利となった小菊 昭雄監督は「スタートが出遅れてしまったぶん、自分たちで取り返すための試合が続きますので、また一試合一試合、精一杯の準備をして、自分たちで勝点3を取り返していきたい」とすぐに次を見据えていた。
[ 文:杉山 文宣 ]