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愛媛vs今治のマッチレポート・動画(明治安田J2リーグ:2025年3月8日)

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2シーズンぶりの“伊予決戦”、今治の逆転で終演


今季まだ勝利のない愛媛は、この一戦でシステムを[4-4-2]から今治と同じ[3-5-2]に変更。2シーズンぶりに実現した愛媛県勢Jクラブ同士のライバル対決・“伊予決戦”に、1対1の局面が増える構図で臨むことを選んだ。

愛媛は立ち上がりからロングボールで相手守備陣の背後を狙うシンプルなプレーで相手コートにボールを運びつつ、そこから球際で激しさを見せ、主導権を握りにかかる。

しかし、今治守備陣も落ち着いて愛媛の動きに対応することで、愛媛はアタッキングサードまではボールを運ぶものの、フィニッシュシーンを作るには至らない。

一方、今治は愛媛の思わぬロングボール攻勢に受ける形となり、自慢のブラジル国籍FWコンビのマルクス ヴィニシウスウェズレイ タンキにボールが入らず。チームが強みとするスピード感のある攻撃を繰り出せない時間が続いた。

試合が動いたのは35分。愛媛は高い位置でボールを奪取すると、そこから愛媛らしいパスワークが光る。テンポよくボールをつなぎ、ボックス付近で村上 悠緋のポストワークに反応した福島 隼斗がエリア内に進入。その折り返しを甲田 英將が押し込んだ。

しかし、エンドが変わると今治もすぐさま反撃。48分、左サイドの近藤 高虎からのクロスを、ニアで加藤 潤也が頭でフリック。それに反応したマルクス ヴィニシウスが頭で合わせ、試合を振り出しに戻した。

勢いは今治に完全に傾いた。

愛媛は69分にCKから山原 康太郎が頭で合わせて勝ち越しに成功したものの、攻勢を強める今治は82分にCKのこぼれ球を近藤 高虎がミドルシュートで決めて再び同点とすると、その5分後には右サイドを切り崩して梅木 怜がクロスを供給。ファーサイドでマルクス ヴィニシウスが豪快ヘッドで叩き込み、ついに試合をひっくり返す。

ダービーマッチらしい熱いシーソーゲームは今治に軍配が上がった。

[ 文:松本 隆志 ]
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