愛媛vs今治の選手コメント(明治安田J2リーグ:2025年3月8日)
一覧へ明治安田J2リーグ 第4節 2025年3月8日(土)18:13KO ニンジニアスタジアム
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35'甲田 英將
69'山原 康太郎 -
48'マルクス ヴィニシウス
82'近藤 高虎
87'マルクス ヴィニシウス
愛媛FC愛媛
やっぱり結果がすべてです。2-3で負けたことは事実。自分たちは勝ち越しながらもリードを守り切れなかったし、もう1点取れなかったことが反省点だと思います。
--今季チームはずっと4バックで戦っていたが、急きょ3バックで臨むこととなった。(昨季まで前所属チームの藤枝で)3バックはやっていたので、僕としては特に違和感はありませんでしたけど、4バックでやっていく中でそこへ順応していた選手もいました。そんなギャップがある中でも前半はみんなよくやっていたと思います。
--前半は相手2トップに対してもクレバーに守れていた印象が強かった。3枚で1人を余らせながら2トップに対して2人で強く行けていましたし、そこは3バックの強みとしてうまくやれていたと思います。
--同点にされたあと、CKから自身のヘディングで得点を奪った。セットプレーは僕が得意としているところ。一番好きなポイントで叩けたイメージがあります。そこで点を取ったあとにみんなで「もう1回行こう」と話していました。(前節・)水戸戦では点を取ってから守備に回ってしまっていたので、「もう1点取るつもりで行こう」と話し、良い雰囲気でやれる感じもありました。
--それでも、失点の場面は個で上回られた印象がある。あの2トップが今治の長所であることは分かっていました。そこに対してしっかりアラートにやる準備はしてきましたけど、結果的には(マルクス)ヴィニシウス選手にやられてしまっているので。過程を見れば、ここをこうしておけばそうならなかったと思うところもあったと思います。最後の局面だけでなく、過程も見て修正していきたいです。
--急きょ3バックにシステム変更して臨んだが?実は僕、直前まではベンチスタートの予定だったんです。今週はどちらかといえば仮想今治の側でトレーニングをしていました。チームとしてのハメ方は理解していましたけど、逆に今治を仮想した中で練習していたからこそ気づくところを考えながらプレーしていました。特に前半は急造(の布陣)ながらしっかりやれていたところがありました。ただ、後半になって受けに回ったところはありましたし、前半でつぶせていたところでつぶせなくなって、相手のペースになってしまった印象があります。
--チームとしての収穫はあったが、それでも敗戦。どう切り替えていく?結果がすべての“伊予決戦”で逆転負けをしてしまったので。ただ、シーズンはこれからも続いていきます。もちろん今日は勝たなければいけない試合でしたけど、そこにネガティブに引っ張られることなくやらなくてはいけない。特に次節は昨季(7失点を喫した)苦い思い出のある千葉戦。まずは早く1勝をつかむことが最優先ですし、どんな内容でも勝つことが大事です。この負けをズルズル引きずって自分たちの良さを出せずに沈んでいくことは避けなければいけないと思います。
FC今治今治
--自身の得点の場面を振り返って。(1点目は)クロスに対して(加藤)潤也が良い形でフリックしてくれて、ゴール前で競り勝つことができました。前半も2回くらいはチャンスがありました。後半も絶対にチャンスはあると思っていたので、準備はできていました。しっかりとヘディングでゴールを決められました。
2得点目は(梅木)怜が素晴らしいクロスを上げてくれて、自分も素晴らしいゴールを決めることができました。
--相手もしっかり対策してきており、前半は苦しい時間帯もあった。愛媛は自分たちをしっかり分析していましたし、やりたいことが思うようにできずに先にゴールを許してしまいました。でも、リードされて集中できなくなることもなく、逆に自分たちは集中してまずは同点のゴールを取らなければと思いました。そこから2点目、3点目とゴールを決められたことはすごく大事だと思いました。
--勝因はどこだった?ハートです。ハーフタイムでは絶対に逆転できると信じていました。チーム全体がそれを信じていましたし、そのポテンシャルはあることも分かっていました。自分たちがやりたいサッカーをできると信じ、チームが一丸となって戦えば勝てると思ってプレーできたことが勝因だと思います。