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富山vs甲府のマッチレポート・動画(明治安田J2リーグ:2025年3月2日)

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『超アグレッシブ』をテーマに。前へ前へとプレーした富山が2勝目奪取


陸上トラックの外周やスタンドの芝生席にかなりの雪が残る中でのキックオフ。

ホームの富山は前節・千葉戦を積極性に乏しい「ふがいない負け方」(小田切 道治監督)と総括し、『超アグレッシブ』をテーマに掲げて今節に臨んだという。先発も前節から4人入れ替え、ボランチには攻撃に特長がある、ともに22歳の新戦力・竹中 元汰植田 啓太を並べた。開始からそのとおりに富山らしいアグレッシブさを発揮し、甲府の3バックの裏を狙ってボールを送り、攻守ともに前へ前へとプレー。これが実って21分、濱 託巳とのワンツーを起点にして左から伊藤 拓巳がドリブルでえぐり、今季初先発の武 颯がクロスに頭で合わせて先取点を奪った。

甲府は丁寧にボールをつなぎながら攻勢を強め、クロスを中心に同点ゴールを狙う。富山を自陣にクギづけにし、37分に林田 滉也のミドルシュートのこぼれ球に田中 雄大が詰めたが、GK田川 知樹に阻まれた。

甲府はハーフタイムに熊倉 弘達を投入して流れを引き寄せにかかるが、思ったようにギアが上がらず、決定的な場面を作れない。その上、70分には裏へ抜けかけた富山の碓井 聖生井上 樹が倒すと、得点機会阻止で一発退場となり、苦しくなった。

富山はこの直後のFKから追加点を奪取。神山 京右が右から入れたアーリークロスを武 颯が折り返し、途中出場したばかりの末木 裕也が蹴り込んだ。その後はカウンターで3点目をうかがいながら甲府の反撃をしのいで無失点で終え、昨季の明治安田J3で11勝7分1敗の強さを誇ったホームで今季2勝目を手にした。対甲府における勝利は、初対戦だった2009年5月17日のJ2第15節以来で、7試合ぶり。

[ 文:赤壁 逸朗 ]
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2025年4月5日(土)14:00 Kick off

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