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清水vs新潟のマッチレポート・動画(明治安田J1リーグ:2025年2月22日)

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「聖地」で新潟を破り、清水が18年ぶりにJ1でつかんだもの


明治安田J1開幕戦を白星で飾り、2連勝を目指す清水。ホーム開幕戦で迎えるのは、前節・横浜FM戦を1-1のドローで終え、樹森 大介新監督体制初白星を目指す新潟。

ホームチームは前節・東京V戦と同じスターティングメンバーを並べ、[4-2-3-1]の布陣でスタートする。対するアウェイチームは前節同様[4-4-2]のシステムだが、ダブルボランチの一角には星 雄次に替わって今季初先発となる秋山 裕紀が起用された。

この試合、最初のチャンスを作ったのは清水。7分、ボールキープしたマテウス ブエノが右サイドへ散らし、中原 輝が得意の左足でクロスを上げると、ボックス内で待っていた北川 航也が頭で合わせたが、ここはわずかに枠を外れる。

清水が良い入りを見せたかに思えたが、時間の経過とともに新潟が主導権を握る。舞行龍ジェームズ稲村 隼翔の両CBは状況に応じて相手SB裏のスペースを狙ったロングフィードを用いながら、丁寧にパスをつないで前進するシーンも散見されるなど、狙いを持って攻撃を組み立てていく。20分には宮本 英治からの縦パスで中央を破り、最後は長谷川 元希が右足アウトサイドでシュートを狙ったが、ここはGK沖 悠哉に阻まれる。

新潟は押し込んだ状態でセカンドボールを拾い続け、自分たちの時間を続けていたが、26分のプレーで窮地に立たされる。清水陣内の中央でボールを受けた乾 貴士秋山 裕紀が倒し、このプレーにレッドカードが提示された。新潟は残り時間を10人で戦うことを強いられることに。長谷川 元希をボランチの位置へ落とし、[4-4-1]へ布陣変更。数的不利に陥ったが、ゲームの流れは渡さない。29分にはボールを奪ったところから素早くショートカウンターへ転じ、抜け出した谷口 海斗が際どいシュートを放つなど、良い守備から攻撃へ移るシーンを作り出す。

清水としては数的優位の状況を生かせないまま時計の針が進んだが、前半アディショナルタイムに先制に成功。中原 輝の蹴った右CKを高木 践がヘディングで狙うと、これはGK藤田 和輝にセーブされるも、こぼれ球をカピシャーバが左足でニア上へ。清水が先手をとってハーフタイムに入った。

後半に入っても、清水は攻めあぐねる時間が続くが、ハーフタイム明けから投入された松崎 快が大仕事。62分、宇野 禅斗からのパスを受けて前を向くと、ペナルティーエリア手前の位置から左足で目の覚めるようなミドルシュートを叩き込む。清水が大きな追加点を手にした。

清水は押せ押せムードで攻撃を続け、68分には乾 貴士が決定機を迎えたが、ここは舞行龍ジェームズがゴールライン上で決死のクリア。一方で、2点を追いかける新潟は、両ワイドの藤原 奏哉橋本 健人を高い位置へ押し出し、状況の打破を試みたが、最後までゴールネットを揺らすことはできない。

試合はこのままタイムアップ。清水が「聖地」(秋葉 忠宏監督)IAIスタジアム日本平で白星をつかみ、J1では2007シーズン以来18年ぶりとなる開幕2連勝を飾った。

[ 文:榊原 拓海 ]
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2025年4月19日(土)14:00 Kick off

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