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横浜FCvs岡山のマッチレポート・動画(明治安田J1リーグ:2025年2月22日)

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昇格組対決は横浜FCに軍配。ホームで借りを返す


冷たい風が吹きつけ、雪もちらついたニッパツ三ツ沢球技場で、横浜FCと岡山によるJ1昇格組同士の一戦が行われた。

ホーム2連戦の2戦目となる横浜FCは、前節・FC東京戦から先発を1名変更。鈴木 準弥がサブに回って山根 永遠が右ウイングバックへスライドし、J1初先発となる新保 海鈴が左ウイングバックに入った。

一方の岡山は、2-0で快勝した前節・京都戦とスタートのメンバーは替わらず。コイントスで勝利した岡山は、昨年10月にニッパツで行われ、横浜FCに4-2で勝利した明治安田J2第36節と同じく、コートチェンジを選択。古巣であり、慣れ親しんだピッチを誰よりも理解するGKスベンド ブローダーセンは「日差しが眩しかったことと、前回対戦でうまくいったことを思い出し、(ゲーム)キャプテンの田部井 涼選手と話し合って決めた」と試合後に理由を明かしていた。

試合は開始直後から岡山のファウルが続き、横浜FCがセットプレーを獲得するが、有効的なチャンスにつなげることができず。8分には、自陣の駒井 善成からの長いボールに反応した櫻川 ソロモンが相手DFと入れ替わり、右サイドからシュートを放つも、枠を捉えることはできなかった。

この日最初のCKを取ったのは岡山。10分、右から田部井 涼が左足で上げたクロスに、ファーサイドで構えていた田上 大地が頭で合わせるが、ゴール右に外れた。

こう着状態が続く中、横浜FCは24分、鈴木 武蔵が体勢を崩しながらジョアン パウロにつなぎ、アタッキングサードに進入。折り返しのパスを受けた櫻川 ソロモンが、ペナルティーエリア手前からドリブルで進んで枠内にシュートを放つも、スベンド ブローダーセンに阻まれてネットを揺らすことはできず。0-0で試合を折り返した。

後半は、風上に立った横浜FCが立ち上がりから攻勢を強め、岡山を押し込んでいく。すると57分、GK市川 暉記のロングキックから、右サイドの山根 永遠が中にクロスを上げる。これにうまく反応した櫻川 ソロモンがヘディングシュートを放ち、一度はセーブされるも、こぼれたボールを自ら右足で押し込んでシーズン初ゴールをマーク。ピッチには笑顔の花が咲いた。

リードを許した岡山は64分に中盤の藤田 息吹竹内 涼に、そして前線は木村 太哉に代えて一美 和成を投入し、ルカオの1トップから2トップに変更。80分にはルカオに代えて長身FWのブラウン ノア 賢信を入れ、圧力を強めていく。すると87分、鈴木 喜丈の折り返しから、一美 和成がペナルティーエリア中央からシュート。この日一番の決定機だったが、ポストに阻まれてしまう。

さらに90+4分には、ンドカ ボニフェイスのハンドでFKを獲得。キッカーの加藤 聖が直接ゴールを狙うも、わずかに上に逸れ、ラストチャンスをモノにすることはできず。

横浜FCはヒヤリとする場面を辛抱強く全員で守り切り、1-0で試合は終了。2-4で敗れた昨季の借りを返し、シーズン初勝利を飾った。

[ 文:青木 ひかる ]
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明治安田J1リーグ 第11節
2025年4月19日(土)14:00 Kick off

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