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清水vs鹿島の見どころ(明治安田生命J1リーグ:2019年9月1日)

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連戦の最中の鹿島から、今度こそ勝利を

見どころを要約すると・・・

・両者とも前節は一度逆転に成功したが、最終的には追いつかれてのドローとなっている
・ACL、ルヴァンカップも戦う鹿島は連戦の最中。4日前には中国で広州恒大と戦っている
・近年は鹿島戦で苦汁をなめることも多い清水。今回は勝負強さを発揮したい

両チームとも、前節は勝点3を奪ってもおかしくない展開から、終わってみれば勝点1となってしまった。そのため、今節はどうしても勝利が欲しいところになるだろう。

清水は前節、川崎Fと対戦した。14分にレアンドロ ダミアンに先制点を決められ、前々節・札幌戦で0-8の大敗を喫した悪夢がよみがえるような展開に。しかし、ここで崩れなかったのが、これまでと違うところ。30分にはドウグラスが直接FKを沈めて同点に追いつく。65分には谷口 彰悟のパスをヘナト アウグストがカットして一気に前に出ると、ドウグラスのスルーパスに抜け出したヘナト アウグストが決めて逆転。しかし78分に小林 悠が投入されると、その小林に1分後に決められてしまうということもあったが、なんとか王者・川崎Fとのアウェイ戦で勝点を持ち帰った。

一方の鹿島は前節、G大阪と対戦した。33分にGKのロングフィードからアデミウソンに先制ゴールを許すが、44分に土居 聖真のラストパスを受けたセルジーニョがニアに豪快に叩き込んで同点。58分には、小池 裕太のシュートをGKの目の前で伊藤 翔がコースを変えて逆転に成功。しかし、73分にはパトリックにPKを決められ、つかみかけていた勝点3を取りこぼすことになってしまった。

鹿島にとっては、日程との戦いもある。鹿島は8月23日にG大阪と対戦したあと、28日にAFCチャンピオンズリーグ準々決勝第1戦・広州恒大戦を戦い、メンバーもG大阪戦からブエノ、名古 新太郎、小池の3人だけ入れ替えたベストメンバーで戦っている。結果はアウェイで貴重なスコアレスドロー。そこから中3日で今節に挑むことになる。さらに、また中2日でJリーグYBCルヴァンカップ準々決勝第1戦・浦和戦が控え、中3日で同第2戦を迎える。17日間で5試合を行うという過密日程の中、プライオリティーをどうするのか、選手のマネジメントをどうするのか、その見極めが大事になるだろう。

このカード、前回対戦では3分に中村 慶太の直接FKがゴールを割ったかと思われたが、認められず清水が先制のチャンスを逃すと、10分に土居がゴールを決めて鹿島が先制。その後も69分に安部 裕葵、72分に安西 幸輝にゴールを決められてジ・エンド。また、昨季の鹿島戦(明治安田J1第20節/0●1)でも、北川 航也、ミッチェル デュークがゴールに迫りながらもポストにはじかれてゴールが奪えず、逆に後半アディショナルタイムに西 大伍に決められて敗れるなど、清水は勝負どころでの弱さを見せ、結果に結びつけることができていない。ゆえに、清水としては先制点を奪って、試合を優位に進めたいところだ。

残り10試合となった今季のJ1も、まだまだ順位の入れ替わりは激しい。清水は現在13位。勝点29で、勝てば30の大台に乗り、最高で1ケタ順位までジャンプアップの可能性がある。2位の鹿島は、首位・FC東京とは勝点差が『4』となっているため、ここはどうしてもついていきたいところ。近年は鹿島戦で苦汁をなめることも多いが、リーグ戦通算対戦成績は清水の24勝7分26敗とほぼ互角。今節も熱い試合になることは間違いない。

[ 文:田中 芳樹 ]





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