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ルヴァン 準々決勝 第1戦
ルヴァン 準々決勝 第1戦

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[ 2007 ゆく年くる年:横浜FC ]
【2007 Memorial Scene】
何といっても第2節、1−0で勝利した三ツ沢での横浜ダービーだろう。まだ肌寒い3月のナイターだったが、スカイブルーと白のマスゲームがスタジアムを覆えば、トリコロールの傘が乱舞するなど、会場は試合前からヒートアップする。勝利直後のゴール裏では、決勝点を決めた早川選手がメガホンを片手に「ヨ・コ・ハマッ!」コールを先導。このときばかりは、普段は静観しているバックスタンドのサポーターも、大声でコールを返していた。

写真:3/10第2節横浜FCvs横浜FM@三ツ沢

【横浜FC Playback 2007】

「クラブとしての総合力が大きく不足していた。なかなか勝てない苦しい1年だったけど、それでもJ1は楽しかった。また、きっと…」というのが、多くのサポーターはもちろん、選手にも共通する想いだろう。
 シーズン序盤は、第2節・横浜ダービーこそ勝利したものの、J1のスピードと激しいプレスに苦しみ、内容面でも圧倒され敗れる試合がほとんど。そのことが、ナビスコカップの予選で、相手のモチベーションの低さに助けられ勝利してしまうことで、浮き彫りにならなかったことも痛かった。
 7月の中断期間をはさんで、緊急補強した元セレソンのボランチ・マルコスパウロ、現役韓国代表オらを軸に、チーム状態はやや上向きに。印象深いのは、当時首位のG大阪を相手に互角の内容で引き分けた第21節だ。しかし、そのタイミングで、高木監督が突然、解任される。

 後任のジュリオ・レアル監督が掲げる「パスサッカー」は、浸透に時間がかかり、結局、史上最速での17位以下確定という憂き目をみることに。しかし、なかなか勝てないなかでも、選手たちは「監督の指示+α」を自ら考え実行することで、ひと回り成長していった。また、今季限りでの退任が決定的なのにもかかわらず、少しでも横浜FCのチーム力を向上させようと、攻撃のオプションを増やしていったジュリオ・レアル監督の功績も少なくない。結果、シーズン終盤は、どのJ1クラブに対しても互角に戦えるチームとなっていた。すべてのJリーグファンを驚かせた、最終節・浦和戦はその集大成と言えるだろう。これを来期、都並新監督がどう料理していくのか、その手腕に注目が集まる。

Text by 二本木 昭

2007年12月29日(土)

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