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ルヴァン 準々決勝 第1戦
ルヴァン 準々決勝 第1戦

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[ 2007 ゆく年くる年:横浜F・マリノス ]
【2007 Memorial Scene】
8/11 @日産スタジアム 横浜FM8−1横浜FC戦の8点目の大島のゴール

早野F・マリノスのサッカーは、最後の1分1秒までゴールをめざして攻め続けるサッカー。それをもっとも体現したシーンが、この大島のフィニッシュ。7−0から1点を返されて、このまま終わるかと見られたが、ためらうことなくボールを運び、ダメ押しの8点目を奪った。アウェイでの0−1の悔しさを晴らす意味もあり、会社全体で観客動員へ努力した情熱もにじみ、終了のホイッスルが何とも心地よかった。

写真:8/11 横浜FM vs 横浜FC戦 @日産

【横浜F・マリノス Playback 2007】
 これほど波が激しいシーズンはなかっただろう。
 開幕からの6試合は2勝4敗で13位まで下降。しかし続く2試合を5−0、6−0と大勝してプレッシングが機能、攻撃サッカーが爆発した。5月から6月にかけて一時期は足踏みしたものの、8月の横浜ダービーで勢いをつけて浮上、厳しい夏場を吹き飛ばすような豊富な運動量でチームのコンセプト浸透を証明した。ところが9月、浦和戦での敗戦を含めて4連敗。上位との差が開き最終順位は7位に終わる。

 勝負の世界に仮定はタブー。「運が良ければ・・」との“つぶやき”にしても、運を呼び込むのが実力と断じられれば、黙するしかない。
 ただ、ターニングポイントならあった。
 V戦線へ割り込む分岐点、それがホームの浦和戦。前節アウェイで2位のG大阪を倒しての首位への挑戦。この時点での勝点差は13、勝ったとしても自力Vは難しい状況ではあったが、最終的にこの時点で勝点差10をつけられていた鹿島が逆転優勝するのだから、浦和に勝っていれば可能性は出てきたとは言えるだろう。
 横浜FMは、浦和にJ公式戦で2004年のチャンピオンシップ以来白星がなく、内容的にも押されていた。しかし今シーズン、5月のアウェイでは山瀬功のスーパーミドルで引き分け。そろそろ勝てるというムードも感じさせていた。しかし0−1で惜敗。シュート数(17−10)だけでなく、チャンスの量も劣ってはいなかった。残念なのは、エース山瀬功がいなかったこと。警告累積による欠場。この巡り合わせも痛かった。

 ヤマザキナビスコカップは3年連続3位。逆転を狙ってのアウェイでの川崎F戦。開始7分の先制は狙いどおり。しかしJ1公式戦初となる伊藤の同点ゴールで、ゲームプランは崩れてしまう。

 天皇杯、敗れはしたものの意地と執念を存分に披露した。ベスト8進出を懸けた清水戦。10人となってから2点差を跳ね返し、延長前半に勝負を決められたものの、延長後半に清水範が右足を振り抜きネットに突き刺す。『最後までゴールに向かっていく、フィニッシュにこだわる』、今シーズンのコンセプトを象徴したシーンだった。

Text by 池田 博人

2007年12月29日(土)

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