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ルヴァン 準々決勝 第1戦
ルヴァン 準々決勝 第1戦

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[ 2007 ゆく年くる年:水戸ホーリーホック ]
【2007 Memorial Scene】
前田監督、5年間の結実の瞬間 ――。
第51節C大阪戦、その試合で勝たなければ昇格の可能性がなくなるC大阪は序盤から果敢に攻撃を仕掛けてきた。しかし、水戸は組織的なサッカーでC大阪の猛攻をしのぎきると徐々にペースを握りだし、序盤とは一転、サイドを起点に攻め立てることとなった。そして、19分、西野がドリブル突破から放ったシュートが決まり、先制を挙げた。その直後、選手たちは一目散に前田監督のところへ駆け寄って、抱き合いながら喜びを分かち合ったのだ。その後も今季培ったアクションサッカーを見せつけ、C大阪を撃破。今年1年間のすべてを出し切って勝利を収めることとなった。
5年間、チームに確かな成長を促し続けてきた前田監督。まさにその結実の瞬間であった。前田監督は今年限りで退任になってしまったが、5年間の功績が消えるわけではない。前田監督の築いた基盤を下に、今後さらなる飛躍が期待される。

【水戸ホーリーホック Playback 2007】
三歩進んで二歩下がるといった1年だったが、着実に前進を進めた1年であった。
今季はこれまでのリアクションサッカーからアクションサッカーへ転換。チーム全体にポゼッションの意識を強く持たせることからはじまった。しかし、うまくはいかなかった。中盤でのパスミスや判断ミスから速攻を食らい、失点を重ね、第1クールはわずか1勝。第2クールではけが人が続出。最下位に沈み続けた。しかし、それでも前田監督はぶれずにアクションサッカーを貫いた。それが時間とともに実を結んでいった。
第3クールでビジュが加わって以降は攻守のバランスが取れるようになり、チーム力はアップ。さらにけが人が徐々に戻ってくるとアクションサッカーの完成度は増していき、第4クールでは上位チーム相手でも互角の戦いを見せることとなった。その集大成こそが、第51節C大阪戦であった。
12位というふがいない成績で終わったものの、1年間通しての内容は決して悲観すべきものではなかった。アクションサッカーにトライし続けてきたことで足りない部分も明確に見えてきたことは大きな収穫と言えるだろう。今後、それらを埋めていけばいい。飛躍への土台は、この1年でしっかりと築かれた。

Text by 佐藤拓也

2007年12月28日(金)

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