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[ 2007 ゆく年くる年:モンテディオ山形 ]
【2007 Memorial Scene】
後半41分、右からのクロスが中央での競り合いをすり抜け、宮沢のもとへ。フリーだったが利き足に持ち替えることなく、同点となる渾身の右足ボレーをゴールネットに突き刺した。ホームで迎える仙台との今季初のダービー(4/25 11節)。負けが許されない状況で2度追いつき、3度目のリードを許しても、屈することのない闘志がもたらした同点弾、勝点1だった。

【モンテディオ山形 Playback 2007】
最終順位の9位に落ち着いたのは第33節。一時はクラブ史上初の首位に立ち、歴史的なブレイクスルーを達成したが、もうひとつ奥にある「J1昇格」の扉に手を掛けることなく、シーズン終盤の昇格争いを2年続けて蚊帳の外から見ることになった。

開幕直後から、ボールに出るアグレッシブな守備と早い攻守の切り換え、さらに一体感をベースにした粘り強い戦いで降格組にも引けを取らない戦いを演じ、第14節では順位表の最上位まで浮上する。しかし、やがて深刻な得点力不足に陥った。第14節から第39節までの24試合すべてで1得点以下。6試合連続で先制を許すなど、第2クールは5連敗を含む9試合連続勝利なしで順位も急降下した。その後は一転、8試合連続先制点を挙げるが、試合を決める2得点目を取れなかったことが響く。この間、3勝3分け2敗と勝点を思うように伸ばせず、第3クールを再浮上のステージに塗り替えることができなかった。

チームの最多得点が北村、横山の8得点。エースと目されていた豊田も怪我や出場停止などの長期離脱がたたり、6得点に終わった。サポートが薄いアタッキングゾーンでは、FW陣が数的に絶対的不利な状態での勝負を強いられた。一方、被シュート数は416本でJ2最少と、打たせない守備は一定の成果を出した。しかし、戦う目的が勝つことである以上、起点がつくれなかったことに起因する攻撃の消極性とセットで考えなければならない数字でもある。

Text by 佐藤円

2007年12月28日(金)

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