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[ 2007 ゆく年くる年:サガン鳥栖 ] 
【2007 Memorial Scene】
開幕戦の福岡戦(鳥栖スタジアム)を0-5で落とし、「マイナスからのスタート」(岸野靖之監督)になった2007シーズン。昨季を4位で終えていただけに、ホームで福岡を破り開幕ダッシュを…とファンの期待は高かった。それだけに、初戦の大敗はチームに大きなトラウマを与えていた。
その悔しさを払拭した一戦が、16節の5月19日・福岡戦(博多球)だった。先制されても足を止めることなくボールを追い回し、2-1で逆転勝ちを収めた。この1勝はクラブ史上初めての博多球での勝利であり、残りの福岡戦2試合も勝利を収めて、今季の対戦戦績を3勝1敗と勝ち越すことになった。「鳥栖のほうが強い」と最終戦で言い切った岸野監督の言葉に、鳥栖ファンは涙を流した。
●写真は16節での勝利の瞬間、ガッツポーズと雄叫びをあげる岸野監督。

【サガン鳥栖 Playback 2007】
クラブ史上最高位(4位)でシーズンを終え、チームの基礎を作り上げた松本監督が勇退(GMに就任)。そして、岸野監督1年目のシーズンが終了した。監督が替わっても「前線からプレッシャーをかけ続け、奪ったボールを大事につなぐ」(岸野監督)サッカーは継承された。インターセプト数とパス数はJ2の中でも高い数値を出すことができたが、シュート数は昨季同様に多いとはいえなかった。加えてクロス数も少なく、ボールをつないでもシュートまで持っていくことが少なかったシーズンだった。
ただ、その中でも2年連続となる日本人最多得点選手(昨季:新居辰基23得点、今季:藤田祥史24得点)を出したことは光明と言える。
また、総得点は昨季とほぼ同数(昨季64、今季63)、失点数が増えている(昨季49、今季66)ことで今季の8位フィニッシュは致し方ない。「無失点でしのぎ、1点を取って勝つ」(岸野監督)ことが、鳥栖の目指す現実的なサッカーであることを考えると、今季は先制点を取られて、窮地に追い込まれてしまった1年だった。自分たちの型に相手をはめてしまうとJ1相手でも勝つことができる力がある(天皇杯4回戦 新潟戦)だけに、DF陣が怪我に泣かされたことが悔やまれる。
しかし、早々に岸野監督の続投が決まり来季の体制も整備されつつある。来季の光は見えている。

Text by サカクラゲン
Photo by Asami

2007年12月31日(月)

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