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[ 2007 ゆく年くる年:アビスパ福岡 ]
【2007 Memorial Scene】
J1への扉が閉ざされた日 第48節 vs仙台戦(ユアスタ) 
ボールを足元につなぐだけで縦に仕掛けられず、横パスを奪われてカウンター気味の攻撃を受ける。統一感のない守備組織は簡単に切り裂かれ、ボールの反対サイドの選手をフリーにしてゴールを奪われる。4度目の対戦も過去3戦と同じパターンでの敗戦。今季の福岡を象徴する試合内容だった。そして、この日、福岡のJ1昇格の望みが断たれた。
●写真は、最終節、ホーム博多球で行われた九州ダービー(vs鳥栖)後のセレモニー。有終の美を飾りたかった一戦に敗れ、選手達の表情は曇りがちだった

【アビスパ福岡 Playback 2007】
ひとつになり切れなかったチーム
「ひとつになり切れなかった」。今シーズンを振り返る時、その言葉が重くのしかかる。
スタートは順調だった。リトバルスキー監督が志向する、ボールをポゼッションして自ら仕掛ける攻撃的なサッカーが早くも形になり、意図する形からゴールを量産。第1クールは、得失点ともJ2で2番目の成績を残して首位で折り返した。守備にいくつかの課題を残していたものの、チームには目指すサッカーを追求し、それを勝利に結びつける勢いがあった。

ところが、第2クールに4連敗を喫したことで、チームの本当の問題点が浮き彫りになる。「いいサッカーをしている」「ほんのちょっとしたところでやられているだけ」。選手たちは口にした。だが全員が同じところを見ていないチームは、主体性と当事者意識に欠け、そのわずかな部分を修正できない。そして、同じ内容の試合を繰り返して勝点を落とし続けた。「いつまで繰り返すのか?」。そんな疑問を強く抱いたが、チームは最後の最後まで変わることが出来なかった。

ひとつになれなかった原因を一言で言い表すのは難しい。それは様々な要因が複雑に絡み合ったものだからだ。来季求められているのは、改革を断行する強いリーダーシップにほかならない。

Text by 中倉一志

2007年12月31日(月)

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