●森本貴幸選手（千葉）：
「今日は相手に潰される場面がすごく多かったし、チャンスもなかったので。でも、最後にチャンスは来ると思っていてプレーしていたので、ああいう場面（ゴールシーン）を作れたし、気持ちを込めてシュートを打ちました。それが決まって勝点３につながって本当によかったと思います。前半にヘディングシュートを打つ場面があったんですけど、ああいう場面も決められるようにしたいです。この勝点３は本当に大きいと思うし、３連勝も大きいと思います。リーグ戦の残りは５試合ですけど、もっといいトレーニングをして結果を出せるようにやっていきたいです」

●谷澤達也選手（千葉）：
「（得点シーンについて）あの形は自分の中でも自信を持っている形だったので、落ち着いて決めることができたかなと思います。今のチームの雰囲気からすると１点取ったら行けるっていう雰囲気が出てきているし、今はチームとしてのまとまりをやっていて感じます」
Ｑ：谷澤選手と中村太亮選手は10月15日の天皇杯準々決勝でもフル出場でしたが、今日もタフに戦っていた印象があります。
「そうですね。でも、自分自身は後半、ちょっと疲れちゃった部分はあるんですけど、もうちょっとやらないといけないとは思っています。結局、なかなか２点目が取れなかったので、もっと早く取れたらいいかなと思います。今は少しリスクを抑えてボールを受けることをやっているんですけど、その中でも試合状況によっては落ち着かせるところを作らないといけないし、ああいう形を90分間やると苦しくなることがこれから先、相手が強くなるとあると思うので。試合運びがこれから大事になってくると思います」

●高木駿選手（千葉）：
「こういう苦しい展開で勝てるのは、チームに勢いがあっていいところだと思います。今日、勝ちに持って行けたのは本当にうれしいです。普通、あの展開で点が入ったりはしないと思うので、モリくん（森本選手）のスーパーゴールのおかげです。今はみんなが前向きな気持ちで戦っているので、そこがいいところだと思います。失点はいずれするものだと思っていたので。失点には絶対理由があるので、そこは映像を見てチーム全員で考えなければいけないところだと思います。あそこは相手にかわされてフリーにさせてシュートいうかミスキックのようなクロスのような感じだったので、そこでの僕の最後の対応も含めて反省して次につなげれば悪くもないし、むしろ今日はいい方向で終われたので。（試合中の左目付近の負傷で）手当てをしたのがちょっと試合中は邪魔になったんですけど、しょうがないし、守備範囲を広くプレーしていたらああいうことも起きるので。自分にぶつかったのが（風間）宏矢だったので、そこはちょっと許してやろうかなと思います」

●佐藤健太郎選手（千葉）：
「（森本選手の得点につながったパスについて）あの展開で点を取りにいかないといけなかったんですけど、冷静に森本が空いたのが見えたので速いパスを遠いほうの足につければ前を向けるかなと思って出したらうまくいきました。２人のイメージが共有できたんじゃないかなと思います」
Ｑ：佐藤勇人選手とのダブルボランチは過去にもありましたが、またコンビを組んで、特に最近は２人の出入りのポジション取りがうまくいっているように見えます。
「やっていて違和感もないし、お互いにいい距離感で気持ち良くできているんじゃないかなと思います。試合中にはそんなに何度もなくて数えるくらいしかないかもしれないですけど、チャンスがある時には思い切って自分も前に行って仕事をして帰ってこられるようにしています」

●為田大貴選手（大分）：
「（得点シーンは）みんなが前掛かりになっている状況で、クロスを大胆に入れたりする攻撃をしている中で、うまくサイドバックとシャドーとＦＷと距離感良くパスをつなげて、相手の密集の中のマークをうまく剥がせたというところが得点につながったと思います」
Ｑ：後半の最後のほうは千葉の選手の間でみんながボールを受けて、うまくボールを動かせたいたように見えました。
「あそこのところはみんな練習でも意識していますし、うまく間を使いながら外に行ったり、中を使いながら間を行ったりというのは練習の時から監督に言われています。みんなもそこをうまくできてきているのは自覚していると思うし、今は右でも左でもボールを動かせて、右でも左でも同じようにプレッシャーをかけられるのがうちの良さだと思います。みんながサボらずに続けていくことが勝点につながると思うし、自分たちがやりたいことができているので、これを変えずに貫いていくことが大事だと思います。みんなも言っていますけど、ここでバラバラにならずに次のホームでの上位対決（１０／２６vs岡山）に勝っていくことを考えて、練習から意識してやっていければいいと思います」

●伊藤大介選手（大分）：
「今日は負けてしまったし、ここ最近と同じように途中交代なので、自分のプレーはいつもと同じかなと思います。（フクアリのピッチに対戦相手として立ったことについては）このスタジアムは一番好きなので。サッカーをするにしてもやりやすいスタジアムなので、またここで戦えるようにしたいです」
Ｑ：今日は千葉がディフェンスラインの裏を狙ってくる中で、中盤での守備はどんな狙いでしたか。
「相手のボランチのところをケアすることは意識していました。（セットプレーについては）チャンスもあったけど、点は入らなかったので。ただ、今の時点で落胆していても仕方がないので。確かに今日の試合は大事でしたし、勝点３を拾えなくても勝点１持って帰れる状況にも一度はなっていたので、そこでもっとしたたかに戦えたら、勝点１を持って帰れればよかったと思います。でも、一喜一憂しないで最後にいい順位にいられるようにしたいです」

●高木和道選手（大分）：
「今日は２失点しているけど、守備の最後の部分は今日に限っては個人の対応のところになってくるので。相手に局面で負けないことや、どれだけ速くカバーに行ってあげるかというところだと思います」
Ｑ：２失点目の場面は、それまではきちんとマークについていたのに、森本貴幸選手にうまく選手と選手の間に入られてしまったように見えました。
「でも、うちの選手が１人対応に行っているので。まずはそこの対応と、あとはカバーだったり、ＧＫだったりというところになってくると思いますけど、シュートも良かったのでしょうがないですね。攻撃面はうちのほうがチャンスは多かったと思います。うちにとってはいい流れだっただけに後ろがもう少し踏ん張らないといけない。相手にはあまり流れの中からやられていないだけに、単発で２点取られるときついですね。
もちろん落ち込んではいますけど、次も試合があるのでベテランが先陣を切って盛り上げていきたいと思います」

以上