本文へ移動

今日の試合速報

国立競技場に10,000名様無料ご招待 9/14 19:00KO 国立競技場 FC東京vs名古屋
国立競技場に10,000名様無料ご招待 9/14 19:00KO 国立競技場 FC東京vs名古屋

J’s GOALニュース

一覧へ

【J2:第37節 湘南 vs 長崎】曹貴裁監督(湘南)記者会見コメント(14.10.19)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
●曹貴裁監督(湘南):

「おつかれさまでした。プロの監督になってからというか、それまでもそうだったかもしれないですけど、負けてしまったのにあんなにサポーターの方たちに喜んでもらって…。昇格も優勝も引き分けで決まったので、本当は今日勝ってシャーレを掲げようという話を選手にしていましたが、その思いが叶わず残念に思います。ただ、今日のゲームの総括をする前に、やはり優勝というのはすごく長い道のりで、たくさん苦労もありましたけど、僕たちがやってきたことを応援してもらったサポーターの想いに対して、チャンピオンになれたのは少しホッとしたところもあります。これからが大事ですけど、ベルマーレとして初めてリーグ優勝をしたということに、あらためて選手たちはよく頑張ったなと思いました。
今日のゲームに関しては、形やポジションを少し変えた中でのトライをしました。我々は現状維持ではいけないと。要は、違う姿に、メンバーが変わっても、その選手の最大値をもってゲームに挑まなきゃいけないというふうに言って送り出しました。優勝が決まったあとの試合というのは、6試合も残して優勝というのは僕も経験ないですし選手も初めてというところで、喜びたいところを抑えてずっと練習してきたんですが、そういったちょっと精神的なチグハグ感がゲームのとくに前半に出てしまったかなと思います。ただ、それは選手にまったく責任がないし、僕もそういうところを刺激して持っていったつもりですが、失点の仕方とか、前半からそんなに流れ的には悪くなかったとは思うんですけど、長崎の狙い通りの形で失点してしまったことはやはり反省しなければいけない。
ただ、去年バイエルン・ミュンヘンが25勝2分で優勝を決めて、そのあとの3試合で勝点2しか取れなかったということも聞いていましたし、バイエルンの、あの自立した選手でさえ優勝が決まったあとの試合は難しいなと思っていたので、それを、あえてそんなに大きく言ったわけじゃないが、彼らは決して手を抜いたとか相手を見くびったとか、そういうわけではなくて、逆に一生懸命やろうとしたことがああいう現象になったと思っています。ホームで今年初めて負けましたし、また負けなしの記録もこれで止まりましたので、1回リセットして、また残り5試合、湘南らしい試合を見せられるように、選手と協力してやってくしかないなと思います」

Q:高木監督は、湘南は0−2で後半を迎えるのが初めてだから焦りが見えたと話していたが、その点については?
「取り返さなければいけないので、当たり前ですが焦りというかそういうところは後半あったかもしれないですね。ただ後半はうちがボールを持ってやっていく展開だったので、少し慌ててパスミスが起こったところはありますが、そのことはそんなに大きなことではなかったかなと思います。当たり前ですが2点取られたらひっくり返して3点取るというなかでは1点2点3点と積み上げていかなければいけないので。もう少し早く1点目が取れればもっと面白かったかなと思いますけど、そう言われればそういうこともあったかもしれないです」

Q:ウェリントン選手と岡田選手が出なかった影響は?
「それはそれでシーズンは長いですし、今日代わって出た選手も一生懸命やってくれたし、彼らのよさもありますから、そのことがひとつの大きな原因ではないということは間違いいないですね。ただこういう試合経験を積んで次どうするかが大事だと思うので、去年はほんとホームで勝てなくて最後6連敗で確か終わったと思うんですけど、そういう形にならないようにもう一回チームを、さっきリセットという言葉を使いましたが、初心に帰ってもう一度、こんどアウェイで札幌と戦いますが、そこに向かえるようなメンタリティをつくっていかなければいけないと思います」

Q:シャーレについては?
「けっこう重かったなと思いましたけど(笑)。でもほんとうは今日勝つことがいちばんいいパターンだけど、やはりうまくいかないですね」

Q:点を取って以降は全員が前に行く湘南スタイルが見られたが、最近は全員が人数をかけて行くシーンがなかったなかで、エンジンがかかるのが遅く見えたが?
「2回り目の相手なので、うちが上位にいるということで、相手チームがボールを取ったあとに速くスペースに50対50のボールを入れてくる。するとうちが今度取り返したときにはすでに前に人が残ってるような状態なので、逆に言えば人数をかける場面がそんなに多くないというか。今日で言えば、自陣でボールを繋がれている場面はほとんどなかったので、逆にボールを奪ったあとに出て行くというよりももう一度奪い返してもう一度攻撃という形になっているので、見栄えはそう見えたかもしれない。それはそれで、我々が目指すひとつのコンセプトとして相手陣内でサッカーをしようということであれば、自陣で守って守ってカウンターだけで取れるチームではなく、自分たちがボールを持ったときにも意図的に相手を崩していく練習を今年たくさんしてきたので、そっちのニュアンスの色合いが強かったかなと思います。おっしゃる通り、そういう場面は今日で言うと相手も2点取ったのでそんなにリスクを冒していく必要がないというところで言えば出てこなかった。2−1になったときに少しヤバいと向こうも出だして少しひっくり返されたときがありましたけど、そんな展開だったのかなと思います」

Q:今日の負けは今後の残りの試合に向けてどういう影響を与えますか?
「いい影響というか、勝っても負けても引き分けてもいいこと悪いことあるとずっと言ってきたので、今日負けたからといって全部を変えるわけではないし、負けたからといって自分たちのやってることに矢印を向け過ぎて否定することもないと思う。ただ、結果負けたということはやはり我々が原点に帰るというか、もう一度残り5試合をしっかり戦うというきっかけにしなければいけない。当然、前半2点取られたら後半守ろうとする相手に対して2点3点取るのはサッカーでは難しくなってきますから、先手必勝でやっていくことの大事さをもう一度チームとして思い出さなければいけないですね」

以上
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2024/08/18(日) 00:00 ハイライト:鹿島vs浦和【明治安田J1 第27節】