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【第94回天皇杯 準々決勝 C大阪 vs 千葉】試合終了後の各選手コメント(14.10.15)

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●秋山大地選手(C大阪)
「(前半の好機だった)あそこは決めなければダメ。そこから流れも変わるものだし、自分の責任を感じます。(失点は)あの1本だけのチャンスでやられたので。もっとみんなで集中して、守るところでの我慢の時間は我慢してというのができなかったことが残念です。(個人の課題について)ファウルしてしまうところも多く、取ったあとの1本のパスでミスが多かったので、そこは課題です。明日から切り替えて練習して、次の試合に向かっていきたい。もうここからは(J1では)負けられないので、一戦一戦大事にして、勝ちたいです」

●平野甲斐選手(C大阪)
「僕的には久しぶりの試合で、なんとか(流れを)変えてやろうという思いで、うまく試合には入れたのですが…。最後のフィニッシュの部分とか、思い切っていく部分だとか、大事にする部分だとか、(チームとして)チャンスで決めきれないと(セットプレーでの失点という)事故というのは起きるものなので。最後は完全に得点を取りにいって、2ゾーンでMFのところはいなくなっていたなかで攻めに行ったのですが…。あそこで決めきれるか決めきれないかが、今後のJ1残留争いでの鍵にもなってくると思います。3日後にはもう(J1の)試合が来るので(10/18@ベアスタ)、もう1回みんなで鳥栖に全力で勝ちに行きたいというのが今言えることです」

●カカウ選手(C大阪)
「(サポーターのブーイングは)ノーマルなことであり、負けたあとに拍手をしてもらおうと思うほうが甘いこと。クラブにとって初タイトルを取るという最高のチャンスのなか、そこで負けてしまったのは、サポーターの皆さんに心から謝りたいと思います。それは僕だけではなく、チームのみんなにあると思います。サポーターは今日だけでなく、いつも後押しをしてくださっているのですが、その期待にほとんど応えられていないというのが今季の現状。サポーターの皆さんがあれだけブーイングされるのは致し方のないことだと思います。チームとして、ここからは、もうJ1残留という目標に向かうしかない。残留のためにも、みんなが気持ちをひとつにして、エネルギーをすべて注ぎたい」

●杉本健勇選手(C大阪)
「チームとしてもチャンスを決めきれなかったし、自分自身もチャンスがあったなかでゴールできなかったので、申し訳ないです。先制点が一番大事だとわかっておきながら相手に与えてしまったので、そこでチームがバタバタしてしまったところがあったと思います。途中から出た自分がチームを落ち着かせて、もっと活性化させられればよかったのですが…。1つタイトルのチャンスを失ってしまったのですが、これでもう目標はJ1リーグ戦1本しかないので。J1残留を果たすことだけに集中して、明日から取り組みたい」

●永井龍選手(C大阪)
「残り5分の勢いを最初から見せないといけないし、失点してから、気づいてからでは遅い。それはベンチから見ていても思ったこと。言葉にするのは難しいですが、もっとできるんとちゃうかなと思ったし、自分が試合に入ったときにはそういうきっかけになるような動きとか気持ちを見せられたらいいなと思ってやっていました。ただ、最後の5分というところで(の攻勢)は、遅かったなと思います。負けたことは全然いいことじゃないし、ポジティブなことではないが、今はもうJ1残留(という目標)だけになったので。そこだけに集中して、しっかり残留できるよう、チームで1つになってやっていきたい」

●田代真一選手(千葉)
「ゴールに関しては自分のゴールになってラッキーだなっていうレベルのゴールでしたけど、とりあえず失点をゼロに抑えることができたところは良かったなと思います。得点シーンはCKのボールも良かったですし、C大阪がゾーンディフェンスで人に付いてこなかったのでラッキーです。今日はなるべくコンパクトにしてラインをコントロールするように監督からも言われているので、そこは誰が試合に出てもディフェンスラインのポジションをやる上では一番大事なことだと思っています。結果が出て何よりです」
Q:試合中にボランチのポジションになってからはどんなことを意識してプレーしましたか。
「相手が前にボールを蹴ってくれたのでセカンドボールを拾うということと、相手が前の枚数を増やしていく中でのケアを意識してやっていました。本当はもっとボールを繋いで相手を走らせることがやりたかったんですけど、それはまだまだなのかなと思いました。今日も失点ゼロで終われて、これで公式戦は3試合連続で無失点勝利だけど、そこはチーム全員のそういう意識があってのことだと思います。このいい流れをJ2リーグ戦に繋げていかないといけないと思います」

●ケンペス選手(千葉)
「C大阪は素晴らしい選手がたくさんいる素晴らしい相手で非常にいいチームでした。でも、今日は自分たちのいいところが出たと思います。守るところはしっかり守って、試合でリズムを作ることができたのが非常に大きかったと思いますし、チャンスを決めて得点できたことも大きかったと思います。我々が勝ったことは大きな自信になります。サッカー選手としてはどんな試合でも高いモチベーションで臨まないといけないんですけど、今日は特別な気持ちもありましたし、スタジアムに来た時にはC大阪のサポーターの皆さんに温かく迎えていただいたので、それもモチベーションを高める1つの要因になりました。相手の背後を狙うことを監督に求められていて、それはやれたと思います。決勝ゴールに繋がったCKを取ったのは自分でしたけど、あそこはCKを取るというよりも本当は自分がフィニッシュまで行きたかったです」
Q:今日は戸島章選手がトップ下に入るという珍しい組み合わせでした。
「初めてにしては良かったと思います。2人で前線でボールを収めることができていたシーンも多かったと思うし、何回か2人で崩すシーンもありました。非常に良かったと思うし、戸島は初めてのスタメンだったけど、これからは本当に楽しみな選手だと思います。今日の戸島は非常に素晴らしい動きができたと思います」

●兵働昭弘選手(千葉)
「(得点シーンのCKは)今日はペナルティーエリアの中に強い選手が多かったのと、あとは相手がゾーンディフェンスだったので。GK寄りに立っている選手がいたので、GKが出られる位置に蹴るのは良くないと思い、ちょっと話して、みんながタイミングよく飛び込んでくるだろうと信じて蹴りました。守備では一瞬の隙を相手に与えると点を取られてしまうので、そこは11人全員がみんなうまくバランスよく、そして我慢強くやれたんじゃないかなと思います。今日はC大阪が相手だからというよりは、いつもやっているコンパクトな守備、みんながいい距離感でやる攻撃でC大阪と戦いました。やるべきことができているから、今、連勝ができていると思いますし、今日も選手個々が意識を高くやれたし、組織としてバランスよく戦えたんじゃないかなと思います」

以上
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