今季は愛媛の攻撃陣が好調です。第36節を終えた時点で46ゴールを挙げ、得点数はリーグ6位。中でも、前線の西田剛(8得点)と河原和寿(10得点)、堀米勇輝(8得点)の3人がそろってゴールを重ねているのが強み。愛媛のストロングポイントになっています。
その中で、西田選手は第36節・横浜FC戦で古巣から決勝点を奪いましたが、このシーズン8得点目は自身のキャリアハイとなる貴重なゴールでした。これまでのシーズン自己最多得点はプロ2年目、2010年の横浜FC在籍時。「キャリアをスタートしたクラブだし、横浜FCでの3年間があったからこそ今の自分があります。そこから成長した姿を、横浜FCのサポーターにも見せたい」と試合前には意気込みを語っていましたが、その言葉どおり成長した姿を結果で示してみせました。
また、試合前には「当時、カズさん(三浦知良)からはゴール前で落ち着けと、繰り返し言われていました」とも語っていましたが、今回のゴールは河原選手からのパスをGKの動きを見て冷静に決めたもの。「ルックアップして空いているスペースに決めることができ、気持ちいいゴールでした」と自賛する、キングの教えを実践したすばらしいゴールでもありました。
さらに試合後には、もう1つゴールを決められた要因(?)を教えてくれました。
「実は試合の直前、カズさんから『10点狙ってるんだって? 10点じゃダメだよ。15点くらい取らないと』って、ピチャっとホッペタにカツを入れてもらって(笑)」と、大先輩から気合を入れられていたのでした。そのことを語る西田選手の表情は、本当に1人のサッカー小僧としてすごくうれしそうだったのですが、この先の目標とするゴール数について聞かれると、ピッチの上で見せる厳しい表情に。「自分は数字にこだわらないといけないポジションだけど、やっぱり勝利のため、チームのために走っているし、その延長でゴールを決められたらいいと思います」ときっぱり。
さらにつけ加えて「変に数字にこだわると、おかしくなっちゃうタイプだから(笑)」とおどけて見せたのは西田選手らしいところですが、残り6試合、愛媛の勝利のために1つでも多くのゴールを届けてほしいものです。
以上
2014.10.15 Reported by 近藤義博
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