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【J2:第33節 富山 vs 群馬】プレビュー:トンネルを抜けた富山が今季初の連勝を目指す。群馬は意地とプライドをみせたい(14.09.22)

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最下位の富山は前節・東京V戦で12試合ぶりの勝利を収め、21位・讃岐との勝点差を9に縮めた。ホームに戻る今節は今季初の連勝を目指して19位の群馬を迎え撃つ。

前節の勝利で大逆転への希望がふくらんだ。まだ1つ勝って21位との勝点差を2つ詰めただけ。だが、チーム状態が上向き、それが勝点3によって証明されたことが大きい。選手とサポーターは確かな手ごたえを感じている。

東京V戦では12分にFW苔口卓也の今季7点目で12試合ぶりに先制。新戦力のDFパク テホンが中盤でのインターセプトから正確なロングフィードでアシストした。得点シーンに象徴されるように、第30節・岐阜戦から徹底しているハイプレスと縦に素早い攻めはシンプルだが力強い。

「(常にDF裏を狙うことで)対戦相手が嫌がっている。パスがずれてもやめずに根気強くやり続けることを心掛けている」(MF木本敬介)。
「チームとしてやることがはっきりして、みんなが迷いなくプレーできている」(GK廣永遼太郎)。

チームとしての戦い方が整理され、固まってきている。
1−0で逃げ切ったところにも成長がうかがえる。後半途中から5-3-2にフォーメーションを変更し、押し込まれながらもゴールは許さなかった。今後も割り切って守りを固めなければならない状況は考えられる。この経験を次にも生かしていく。ただ、東京Vの攻め手不足に助けられた感もある。残り10試合での勝点差9を考えると勝利を重ねることが不可欠。決定機はつくれており、集中力を高めて追加点を奪いたい。

19位の群馬は前節の札幌戦を3−0で快勝。白星は7試合ぶりで、連敗を4で止めた。21位との勝点差を10に広げ、残留争いは回避できる見通しがたった。前節後に秋葉忠宏監督が今季限りでの退任を表明し、クラブ側もこれを了承することを発表した。監督就任2年目の今季は、天皇杯で浦和を撃破してベスト16まで導いた。フォーメーションや戦い方を対戦相手によって柔軟に変えながら一定の成績を残し、チームは充実期を迎えている。残された試合は「意地とプライドの問題」と語ったそうだ。決断には残り10試合に選手の奮起を期待する思いもこめられている。富山は厄介な相手を迎えることになった。

最も警戒しなければならないのは今季9得点のダニエル・ロビーニョと、同5得点の平繁龍一が組むツートップ。決定力はJ2でも上位で、ワンチャンスをゴールに結びつけられるだけに隙のない対応が求められる。

以上

2014.09.22 Reported by 赤壁逸朗
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