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【J2:第32節 松本 vs 讃岐】プレビュー:今季最後の3連戦初戦、木島良輔が牽引する讃岐を松本が迎え撃つ。試されるのは、チームの総力!(14.09.20)

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今節から28日の第34節まで、今季最後となる連戦を迎える。リーグ戦も残り4分の1となり、全てのチームで負傷者や累積警告による出場停止者が頻発している。9日間で3試合という過密日程で、試されるのはチームの総力だ。

まずは、前節・岡山戦で13試合ぶりの敗北を喫した松本。途中投入の山本大貴の同点ゴールで1−1に追いつきながら、迎えた後半アディショナルタイムに荒田智之の決勝弾を浴びて敗戦。上位争いの直接のライバルに負けたことは痛恨だが、これを糧に前を向くしかない。この一週間、「敗戦を受けて、もう一度自分たちの足元を見つめ直して取り組んできた」と反町康治監督は述べる。ここ最近のチームからは決して舞い上がった空気こそ感じなかったが、周囲はJ1昇格に向けて熱を帯びている。否が応でも高まってくるその熱気で気負ったり浮ついたりするのではなく、いかに勝利へのエネルギーへ転嫁させるかが重要。文字通り眼前の一戦一戦に全力で立ち向かいたい。

対する讃岐は、後半戦の結果を見れば3勝3分4敗。開幕7連敗を喫した前半戦と比較すれば明らかに上昇傾向だ。理由は幾つかあるが、まず序盤にコンディション不良で戦線離脱していた木島良輔の完全復活が大きい。一瞬の隙を逃さずに決定的な仕事ができるベテランがチームを牽引すれば、古田寛幸・エブソンら今夏の移籍ウインドウで加入した選手たちも存在感を発揮中。エブソンは高さを生かして最終ラインに君臨し、古田も負傷が癒えてメンバー入りも間近の様子。今季、両チームは既に公式戦で2試合対戦している。リーグ戦第4節では岩上祐三のJリーグ史上最速ゴール(非公式)もあり5−0で大勝し、天皇杯2回戦では椎名伸志の決勝弾で1−0の勝利を飾っている。2戦2勝と松本に有利なデータはあるが、20位・東京Vと勝点差4にまで迫った今の讃岐は当時とは違うチームと考えた方が良さそうだ。

今節の松本には不安材料が2点ある。まず、ここまで不動の中盤として攻守に躍動する喜山康平が累積警告で出場停止という点。そして、今週のトレーニングでは飯田真輝と岩沼俊介が別メニュー調整となった点だ。今節の出場について指揮官は「飯田は超合金で出来ているから大丈夫だろうが、俊介は金曜日のトレーニングを見てから」と述べ、岩沼の出場については顔を曇らせる。出場の可否はギリギリまで状況を見たうえでの判断となりそうだ。その二人に加え、イ ジュンヒョブや道上隼人、飯尾和也など現在フィールドプレーヤー7人が別メニューという苦しい情勢。松本としては、選手のやり繰りにも注目が集まる。

この連戦、試されるのは冒頭にも書いたようにチームの総力。チーム一丸となって3連戦の初戦を飾り、勢いをつけるのはどちらだ。

以上

2014.09.19 Reported by 多岐太宿
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