●ネルシーニョ監督(柏):
「今日の試合はアウェイで経験と実力のあるチームとの対戦を、水曜日の天皇杯で120分を戦ったメンバーを軸に臨んだため、非常なハードなゲームになることは予測していました。選手たちはゲームの最初から最後まで、全体的なゲームのボリュームやプレーの強度を落とさず、強い精神力をもってやってくれました。その気持ちには満足しています。ゲーム自体のクオリティにしても、我々は高く保てていたのではないかと思います。前半はリードを許してしまったのですが、後半は押し込んだ上に相手のカウンターにもしっかり対応しながら、最後まで体を張るところは張るなど気持ちで負けませんでした。そういった意味でも、引き分けでしたがポジティブな結果だったと思います」
Q:前線3人で相手の4バックを中央に引き寄せ、相手のサイドハーフをDFラインにまで下げさせる狙いはよく機能していたと思いますが、特に前半、そこからの攻撃のイメージはどのように考えてらっしゃいましたか?
「そのポイントについてはハーフタイムに選手にも話しました。我々のボランチがボールを持った時に縦への崩しが足りなくて、どうしてもサイドに出してばかりということになっていました。前の3人がそれぞれ個々で動いてしまったところもありますし、タイミングを合わせるとか、縦のギャップを作り出すとか、前の選手が前を向いてボールをもらえるシチュエーションを作るんだということは話しました」
以上
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