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【J2:第27節 群馬 vs 岐阜】プレビュー:秋葉監督vsラモス監督の熱血漢対決。群馬は連敗阻止、岐阜は初の3連勝を狙う。(14.08.17)

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前節2−1から逆転負けを喫した群馬と、1−3から逆転勝利を収めた岐阜。前節、対照的な結果となった両チームが対戦する。ホーム連戦となる群馬は、前節の悪夢をサポーターの前で払拭することがミッション。下位脱出を狙う群馬にとって今節は、サポーターの信頼を取り戻すための戦いとなる。

今週のテーマは、ゲームコントロールだった。群馬は前節長崎戦、宮崎泰右、瀬川和樹のゴールで逆転に成功しながらも残り約10分間で3失点を喫し結果的に2−4で敗れた。チームはオフ明けのミーティングで前節を振り返り、選手同士で話し合いを行ったという。3失点に関しては様々な要因があるが、チームの課題である「得失点後の守備」にほころびが生じたのは間違いない。出場停止が解けて戦列に復帰する青木良太は「得失点後はシンプルにプレーすることも大切。相手の嫌がることを徹底してやらなければいけない」とゲームへ向かう。

岐阜戦に闘志を燃やすのはGK富居大樹だ。前節はポジションを奪取した22節以降で最多となる4失点。一戦ごとに経験を重ねる群馬の新守護神は手綱を締めてゲームへと臨む。ピッチを挟んで対峙する岐阜GK川口能活は、少年時代からのあこがれの選手。小3でGKとなった富居は、川口の活躍をテレビで観ながら努力を重ねた。富居は「98年のワールドカップやそのあとのアジア大会など川口選手のプレーはいまでもはっきりと覚えている。テレビで観ていた選手と対戦するのは不思議だが、勝てれば大きな自信になる」と勝利を目指す。

岐阜戦を控えて吉報がある。右ハムストリング付着部損傷で4月以降、戦列を離れていた平繁龍一が13日の練習試合に出場。順調な回復ぶりをみせてベンチ入りをアピール。今節、正田スタに戻ってくる可能性が高まっている。平繁は「4か月も離れてしまったのでコンディションはまだまだだが、これまではサッカーができなかったのでプレーできること自体がうれしい。早く試合に出てゴールを決めたい」と準備を進める。ブランクがあるため試行運転が必要だが、チームにとっては平繁という存在自体が大きな戦力となる。

対する岐阜は前節愛媛戦で1−3と劣勢に追い込まれながらも怒濤の攻撃で3点を奪い取って4−3と逆転勝利。3連勝をかけて群馬へと乗り込んでくる。前節2得点を決めたヘニキ、トップのナザリトら攻撃陣の破壊力は十分。最近4試合の成績は3勝1分計10ゴールで、勢いに乗ればどこからでもゴールを量産するパワーと秘める。また選手交代の駒も豊富で、群馬は岐阜の変幻自在な戦いへの準備が求められる。秋葉監督は「相手に勢いはあるが、うちのホーム戦なので好きなようにはやらせない。アグレッシブに戦って攻め勝つ」と真っ向勝負での勝点3を狙う。

連敗阻止、そして上位追撃を狙う群馬にとって極めて重要なホーム戦だ。現在の順位は依然として18位。6位との勝点差こそ9だが、この1カ月間、その差を詰めることはできていない。シーズン終盤を控えて混戦状態が続くJ2だが、昇格レースが佳境へ突入する9月以降簡単に勝点は奪えない。多くの集客が予想されるお盆期間のゲームで、群馬がどんな戦いをみせるのか。群馬は、ラモス監督率いる岐阜を返り討ちにしてチームの魅力とプライドを示さなければならない。

以上

2014.08.16 Reported by 伊藤寿学
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