選手弁当でお馴染みの福岡サンパレス売店（メインスタンド）では、「寿ドッグ」「金森家のカレー」「宣！ノリ！のり弁！」等々、今年も選手プロデュースによる弁当を次々と売り出してきた。ホテルの一流選手が作る弁当は、プロデュースした選手たちも大満足の味。いつも開場とともに売り切れるほどの人気を誇っている。その福岡サンパレスが、８月のホームゲーム時に開催される「食の祭典・辛辛フェスタ」に満を持して新商品を発売する。

その名は「ビビンバ丼（800円）」。福岡が誇るイ グァンソン、パク ゴン、オ チャンヒョンの韓国トリオプロデュースによるもので、夏の暑さを吹き飛ばすために、辛さを前面に押し出した大人の味に仕上げた。丼ご飯に盛られているのは、ナムル、ほうれん草、そしてバラ肉。試食会に参加した３人は、そのおいしさに何も言わずにあっという間にたいらげた。イ グァンソン選手は「これは美味い。これを食べたら大きくなれる」と絶賛。本場顔負けの味に仕上がった。

ポイントは「辛みソース」と「温泉玉子」。まずは「辛みソース」がかけられた丼を徹底的に混ぜ、辛みソースと具、ご飯が程良く混ざったところで一口。口いっぱいに本場の辛さと、それでいてコクのある味が広がり、３種の具と御飯が混然一体となって食欲を刺激する。その味をひとしきり楽しんだところで「温泉玉子」の出番。丼に「温泉玉子」を落としてさらに混ぜ混ぜ。今度は、玉子の黄身が混ざってまろやかになったところを味わう。一度で二度おいしいとは、まさにこのことだ。

「韓国人には辛くないれど、日本人には辛いよ」と３選手が口にするように、夏の暑さを吹き飛ばす辛さは大人の味。そして、その辛さこそ夏の暑さを吹き飛ばすスタミナ源だ。売り切れは必至。開場とともに売店に走ろう。

なお、「辛辛フェスタ」には福岡サンパレス他８店舗が参加。それぞれの特選メニューは以下の通り。食欲を刺激する辛さを求めて食べ比べるのも悪くない。

■「ピリ辛坦々うどん（600円）」　ウエスト／バックスタンド
今回のために手作りした特製みそがポイント。アクセントの豆板醤が食欲を誘う。

■「チキンバー辛口（500円）」　フクヨシフーズ／バックスタンド
ピリッとはじける旨さ。

■「ポップコーン・ブラックペッパー味（500円）」　ジェリーズポップコーン／メイン・バックスタンド
黒胡椒の刺激的な味と香りが食欲をそそる。

■「たこ焼き　辛し明太子マヨネーズトッピング（＋100円）」　くりーむみっくす／バックスタンド
明太子パワーで暑さを乗り切ろう！

■「ピリ辛ごまだれ冷やし中華（600円）」　絵里加／メインスタンド
自家製肉味噌が味自慢の冷やし中華。

■「サルサドッグ（450円）」　素屋／メインスタンド
さわやかな辛さがたまらない。

■「サルサディップチップス（300円）」　鉄板焼き 仁／バックスタンド
トルティーヤチップスに、オリジナルソースを付けて召し上がれ！

以上

2014.08.08 Reported by 中倉一志