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【J2:第25節 京都 vs 水戸】プレビュー:改めて「戦う姿勢」が問われる一戦。連戦最終戦で勝点3を掴むのは京都か、水戸か(14.08.03)

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J2第25節、西京極では京都が水戸を迎え撃つ。水曜日に試合が入る3連戦の最後の試合。選手起用も含め、興味深い試合となりそうだ。

京都は前節、アウェイで東京Vに競り負けた。ホームで福岡に快勝し、連勝を狙っていただけに悔しい結果となった。川勝良一監督も「ホームであれだけの試合をして、サポーターの方も期待して東京に来てくれたと思うのだが……」と悔しさをにじませた。
川勝監督は就任直後から「戦う姿勢」を選手に問うてきた。東京V戦で「負けている状況でハーフタイムに戻って来て、あれだけ静かなのは、こっちが驚いた」と、選手の自己主張の少なさや、勝負に対する感情の持ち上げ方に不満を募らせている。それもあり、練習前のミーティングで選手に改めて勝負への強い気持ちを説き、その後の練習でも怒声が飛ぶほどの集中の高いトレーニングを展開した。中山博貴は「川勝さんが就任して、ピリッとしたものがあるし、怒鳴られていましたが、あれは、怒鳴られた選手だけの問題じゃなくて、選手全員がそれを意識しなくてはいけないことだと思う」と、語っていた。
もちろん、戦術的なことも練習ではやっている。ボールの運び方、動き出し方、その質、等々練習に盛り込まれている。だが監督としては、「戦術も必要だけど、戦う姿勢も大事。京都の選手はまだ大人しい」ということ。結局は「勝負強さ」を身に付けたいということなのだ。

対戦相手の水戸。前節はホームで長崎と対戦し、スコアレスドローとなった。3連戦初戦と、メンバーを大幅に入れ替え、3バックで臨むなど、新たな空気を吹き込もうとしている。試合後の会見で、柱谷哲二監督は、メンバーをやりくりしていく中で3バックが合うと判断したことを明かしている。今節も、そのメンバー、その配置で来るのかどうか、そこは注目点となるだろう。
注目は、FW鈴木隆行、というか、前線の働きぶり。水戸の攻撃が、縦に入れて、そこに連動して選手が走り出していくというパターンが多いだけに、その橋頭堡となるプレーヤーをどう封じ込めるかはポイントとなるだろう。鈴木隆、後は高さのある三島康平と、くさびのレシーバーを封じたいところだ。

京都の攻撃では、守備ブロックが整った相手をどう崩すかは、今節注目したい点。まず何より、相手が守備を整える前にフィニッシュに持ち込むというのがあるが、そこに持ち込めなければ崩しに行かなければならない。東京V戦ではそこが物足りなかった。今週の練習でも、そこをテーマにした練習も行われている。それが本番でも出せるか、注目点となる。

京都のメンバーでは今週、中盤の田中英雄が神戸から加入した。川勝監督は「今節の起用もあり得るよ」と口にしていただけに、京都のメンバーも気になるところ。
京都としては今節落とすと連敗となる。まさに、「戦う姿勢」「負けられないという意地」が問われることになる。サポーターに向けて「昇格するんだ」という魂が伝わる試合が必要になるはずだ。

以上

2014.08.02 Reported by 武田賢宗
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