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【J2:第24節 磐田 vs 讃岐】プレビュー:前節、今季初の連敗を喫した磐田。ホームで流れを変えられるか。讃岐は新戦力のプレーがカギ(14.07.29)

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ショッキングな敗戦だった――。磐田は前節、アウェイで横浜FCと対戦し、0-4と大敗。前半にクロスのこぼれ球を寺田紳一に決められると、後半も失点を防ぎきれず、今季ワーストの4失点。試合後、シャムスカ監督は「まずは守備面を再構築したい」と頭を抱えた。
第22節・東京V戦(1●2)、前節・横浜FC戦、そして今節の讃岐戦と、後半戦を下位3連戦でスタートさせた磐田。東京V戦の前、シャムスカ監督は選手たちに「連勝しよう」と発破をかけたが、フタを開けてみれば今季初の2連敗。首位・湘南の背中はさらに遠のき、2位・松本との勝点差も『4』にひらいた。「今は苦しい状況」(同監督)だが、この讃岐戦の後には松本との上位対決(8/3@ヤマハ)を控えており、磐田にとって今季最大の山場と言っても過言ではない。
この試合、連敗の直後という意味でも重要な一戦となるが、離脱者は少なくない。エース・前田遼一は右ふくらはぎ痛でこの試合も欠場の見込み。東京V戦で右肘を脱臼した金園英学も復帰にはさらに時間を要する。一方、体調不良で横浜FC戦を欠場した伊野波雅彦、フェルジナンドは25日に全体練習に合流。今節スタメンに復帰することになるだろう。

対する讃岐は前節、ホームで岐阜と対戦し、1-2。前半に2失点し、後半に高木和正のゴールで追い上げたが、4戦ぶりの敗戦を喫した。これでリーグ戦では6戦勝ちなし。ただし、第22節・富山戦、前節・岐阜戦でも獲得したPKを決めることができていれば、違う結果になっていたはず。過度に悲観する必要はないだろう。
修正点もあるが、新戦力のデビューという収穫もあった。富山戦ではG大阪より期限付き移籍加入したエブソンが、さらに岐阜戦では札幌より期限付き移籍加入した古田寛幸が加入後初出場。このうち早速結果を残したのは古田。36分に投入されると、「出たら仕掛けようと思っていた」と果敢にドリブル。74分にはサイドをドリブルで崩し、正確なクロスで高木和正のゴールを演出した。試合後は「1点しか取れなかったことは残念」と敗戦に悔しさをにじませたが、“個”の部分では存在感を発揮。今節加入後初先発となってもおかしくはない。

両チームの力関係を踏まえれば、試合の焦点となるのは、やはり磐田の攻撃に対する讃岐の守備。前節終了時点で讃岐の総失点はリーグワーストの『44』。下位だけに自ずと失点もかさむが、献身的に守る姿勢は見せている。磐田との前回対戦(第2節)でも1-4と大敗した中、前半は1-1と粘りを見せた。「磐田が強いのはわかっているけど、やるしかない」と語るのは左サイドバックの沼田圭悟。守備面では「特長はボールへのアプローチ」(北野誠監督)というエブソンの出来もポイントとなる。アウェイでいかに踏ん張ることができるか。その上で先述した古田、さらにエース・木島良輔らを絡めたカウンターを仕掛けたい。
対する磐田は前節、今季開幕戦以来の無得点に終わったが、ホームで流れを変えることができるか。

以上

2014.07.29 Reported by 南間健治
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