第22節の札幌戦、終了間際に起死回生の「ラ・ドン砲」(ラドンチッチのゴール)が炸裂。新戦力が結果を出し、ドローに持ち込み、リーグ後半戦がスタートした。
陽気なモンテネグロ人・ラドンチッチに続き、クラブは得点力不足解消の二手目としてF東京発岡山経由でFW林容平選手を期限付きで獲得した。
強化育成部が「カウンターの起点となり、ボックス内で仕事ができる君が欲しい。すぐに大分に来てほしい」と熱烈なラブコールを送ったのが週の初め。林は半日ほど考え「自分を必要としてくれる熱い思いを感じた」と移籍を決断。火曜日(22日)の深夜には大分入りし、その数時間後に練習場に現れチーム練習に参加した。
その実力はベールに包まれているが、大分での初練習では動き出しの早さ、クロスへの対応、スペースに抜ける駆け引きなど、ゴールへの鋭い嗅覚を感じさせる動きが随所に見られた。「ここ2〜3日バタバタしてので、今も自分が大分にいることが信じられない」と新天地での戸惑いを隠さなかったが、「大分はボールをしっかり保持しながら、ペナルティエリア前まで運べている。クロスの精度もいいし、自分の特徴が生きると思う」と手応えを感じたようだ。
高校、大学と対戦相手として知る同級生の若狭大志の活躍が刺激となり、「アイツに負けるわけにはいかない」とメラメラと闘志を燃す。「今は憧れの選手です」と茶化したが、逆転した立場をひっくり返すためにも、どんな試練も厭わない覚悟がある。F東京では、チームの怒られ役としてポポヴィッチ監督の標的となっていたが、大分でも若狭に代わり田坂和昭監督の愛のムチを歓迎している。得点力不足解消の救世主として突如現れた生粋のストライカーは、大分でのブレイクをハッキリと描けているようだ。
以上
2014.07.24 Reported by 柚野真也
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