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【J2:第22節 長崎 vs 松本】プレビュー:3人の外国籍選手が加入した長崎が3連勝と調子の良い3位松本を迎え撃てるか!?(14.07.20)

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つい先日、開幕したかと思ったシーズンもあっという間に折り返し。いよいよリーグも後半戦に入る。昨年、旋風を巻き起こした長崎も今季はここまで各チームのスカウティングにあい、加えてけが人続出というアクシデントもあり13位と苦戦を強いられている。

一方、昨季はギリギリでプレーオフ進出を逃した松本は今季、強烈なカウンター攻撃に更なる磨きをかけて、7節以降4位以上をキープ。現在は2位の磐田に勝点で並んでいる。後期開幕戦で勝利をあげ、今季初の4連勝で自動昇格圏を狙いたい。ただし、先週行われた天皇杯2回戦では先発メンバー7人を入れ替えて讃岐と対戦。終了間際に椎名伸志の得点で勝利をあげることはできたが、反町康治監督は「前半はプレーすることを怖がっていた感じで、ハーフタイムに『どれだけビビッてんだ』と少し怒りました」とゲーム内容には納得がいっていない様子。また、塩沢勝吾や玉林睦実などケガ人が多いのも気がかりな点でもある。

一方、長崎は「ゴールを意識したサッカー」(奥埜博亮)で、天皇杯2回戦はFC岐阜に3−1で勝利。これまでの得点力不足が嘘のような連動したゴールを見せてくれた。ホームスタジアムの長崎県立総合運動公園陸上競技場で長崎が勝利したのは4月20日の愛媛戦以来。スタジアムは喜びに包まれ、高木琢也監督も「後期に向けた良いきっかけとなった試合だった」と振り返っている。

また長崎の前期は野戦病院状態でさんざん苦しめられたが、現在は戦列に続々と選手が復帰しつつある。野田紘史、三原雅俊、高杉亮太、黒木聖仁などの主力メンバーが戦列に加わることで後半戦は万全の体制で臨めそうだ。加えて、移籍ウインドーが開くと同時に3人の外国籍選手が長崎に加入。チームの顔ぶれは大きく変わった。まずは岐阜でプレーしテクニシャンで知られるクロアチア出身のスティッペ。高木監督も「ユーティリティーな部分は大きな武器になるだろう」と話している。2人目はFCナントでのプレー経験を持つU−23韓国代表FWイ・ヨンジェ。186cmと高さがありながらも足元の技術はチームでも抜きん出ている。完全なストライカーで「1点目を早い段階で取れれば、サポーターの期待に答えることができると思う」と自信に満ちている。3人目はDF。高木監督からはラインの統率を期待されている屈強なCBクネズだ。3人とも松本戦から出場が可能で、今週の練習では長崎のサッカーを理解するよう選手間で多くのコミュニケーションが図られた。

3月の対戦時には強風の中での蹴りあいとなったが、今回の対戦はおそらく梅雨明け間近の高温多湿な中でのゲームとなる。当然、「ミラーゲームで各ポジションで球際のぶつかり合いが大きな見所になる」(神崎大輔)が、「松本は当然蹴ってくるので」(神崎大輔)互いに相手の3バックの裏のスポットをいつ、そしてどう使うかという部分も、おそらく見所となりそうだ。

高木監督は後期の戦い方について「よりゴールを意識した攻撃を目指します。前線からのプレスをかけ、球際でより激しく行く」と話しており、松本相手にもタイトなプレッシャーをかけていくことは間違いない。選手にも「タフでハングリーなメンタル」を求めており、躍動感のあるサッカーが期待できそうだ。今節は一撃必殺のカウンターを狙う松本を圧倒的なプレッシングで封じ込めればJ昇格後初の松本戦勝利となるだろう。

以上

2014.07.19 Reported by 植木修平
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