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【J2日記】松本:ガルーダとともに高く(14.07.16)

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(C)多岐太宿

(C)多岐太宿

7月13日、小松憲太選手のタイリーグ・アユタヤFCへの完全移籍が発表されました。
発表当日はファン感謝デーが開催されたこともあり、多くのファン・サポーターの前で自分の口から移籍について話す機会に恵まれた小松選手。地元・塩尻市出身ということもあり人気も高く、J2初年度の2012年は開幕戦で先発出場も果たしました。挨拶では時折言葉を詰まらせながらも、新天地での挑戦への確かな覚悟も感じさせました。
タイリーグからさらにその上を目指している小松選手。タイの国章でもある神鳥ガルーダとともに光り輝きながら、空高く羽ばたいてくれることを期待します。「スースー!」

●セレモニー終了後の、小松選手との一問一答
 
Q:サポーターに挨拶を済ませての感想は?
[身勝手な行動というか、シーズン途中に移籍するということでクラブにも迷惑をかけた。サポーターの皆さんも快く思っていないんじゃないかと考えていたが、『頑張ってこいよ』と温かい言葉をもらい、ファン感謝デーという場で挨拶もできた。自分の中ではけじめをつけることができて、よかったと思います」

Q:移籍の経緯は?
「自分の中で海外に挑戦したいという意思があり、加藤善之GMと南省吾テクニカルダイレクターに話をしました。今夏の移籍ウインドウが開くタイミングで向こうのチームに練習参加をさせていただき、検討させてもらった。最終的には自分の夢を尊重させてもらった形になります」

Q:いつ頃から海外挑戦の夢を?
「子どもの頃から『サッカーで海外に行きたい』という思いはあったので、前からずっと考えていました。7月初めから1週間あまり、練習参加しました」

Q:難しい決断だったのでは?
「今季は試合に全然絡めていなかったので自分を必要としてくれるチームでプレーしたいという思いがあったのと、海外挑戦への気持ちが強かった。今回は本当に難しい決断でしたが、こういう形で移籍することができた。自分の我がままを聞いていただき、クラブには感謝しています」

Q:タイのサッカーの印象は?
「発展途上というか、創成期のJリーグのよう。日本人選手も多く活躍していて、移籍先のクラブにはツル(弦巻健人選手)も所属している。自分もタイの状況は調べて、移籍した選手にも話を聞いています。いろいろ下準備もしてきたし、その意味ではプレーしやすいと考えています。松本のようなクラブはないかもしれませんが、そういう人気のあるクラブでできるように頑張っていきたいです」

Q:契約については?
「移籍先クラブとは半年契約になります。自分としては、ここからさらに上のクラブにステップアップしたいという気持ちがあるので結果を出したいです」

Q:「海外で武者修行」ということは考えていない?
「サッカー選手として日本に帰ってくるつもりはありません。平野甲斐選手は逆輸入でC大阪に移籍しましたが、自分はそこからさらに上のリーグでプレーしたいと考えています」

Q:現地での会話などに問題はないのか?
「それも海外に挑戦した理由の1つ。現地で使われているのは英語とタイ語なんですが、しっかり勉強したらこの先でも絶対に役に立つと思うので、それも含めて海外に行きたいと考えました」

Q:家族は一緒に行くのか?
「一緒に行ってくれます。前々からずっと自分の気持ちは話していました。遅くとも今月中には移籍先のクラブに合流する予定です」

Q:松本で一番思い出に残った出来事は?
「マツさん(故松田直樹さん)とプレーしたこと、横浜F・マリノスと天皇杯で対戦したこと(2011年)、アルウィンでJ2の試合をやれたこと。あとゴールも決めましたね。ベストゴールももらって…。いろいろありましたね」

Q:自分のなかで松本山雅FCというクラブはどういう存在か?
「ほかのクラブを知らないというのもありますが、自分のなかでは日本一だと思っています。環境面はまだまだ整っていないかもしれないけど、周りからこんなに愛されているクラブはないんだろうな、と。誇りだし、自慢だし。地元のクラブだから余計そう思うのかもしれないですけど」

以上

2014.07.16 Reported by 多岐太宿
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