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ルヴァン 準々決勝 第1戦
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【J1:第12節 広島 vs 横浜FM】試合終了後の各選手コメント(14.07.15)

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●佐藤寿人選手(広島)
「完全に勝ちパターン。横浜FMも良くなかったし、もったいないっていうか。勝点3を失い、何も残らない。雨の中、最後まで応援してくれたサポーターに申し訳ない。
試合はプラン通り。横浜FMは真ん中を固めていたけれど、縦パスの次のパスをケアしていたので、縦に入る回数そのものは多かった。もちろん、その後の二つ目先が足りなくてシュートまでいけなかったんだけど、高い位置までボールを運べていたし、我慢強くやれていた。後半も同じような形で押し込んで、いい形もつくったし。単純に逃げ切りに失敗してしまった。
1-0で残り10分、どう戦うか。もちろん、簡単にロングボールを入れさせないこと、セカンドを予測しておくことも含め、全体的に後手を踏んでしまった。後ろはよく跳ね返してくれたし、何度も何度もクリアしてくれた。その頑張りが報われなかった。残念というか……。
もちろん交代した選手も、もっとやれたのではと思っているだろう。でも、そういうのを含めてサッカー。とても悔しいし、もったいないけれど、どこかで取り返さないと。
サイドからうまく崩せていたので、そこから中でもう少し合わせられれば。うまく両サイドが高い位置をとれて、押し込めた。(石原)直樹のゴールもサイドから中に入って、僕と競ったこぼれがいいところにいったわけだし。
ところどころルーズな状況もあったんだけど、そこで無理をしないと、なかなか変わらない。リスクをとってスイッチを入れないとチャンスにならない。少しトライの数を増やしたい。安パイなプレーが多すぎた。特に前半、シュートまでつながらなかったので。相手は固めていたけれど隙もできていた。そこで無理ができるかどうか、動きもパスも含めて。
次は非常に厳しい。この負けは普通ではないし、大宮は休養十分でこっちはダメージを負っている。勝つことができなかったので、ここからどう反発していくか、そこが求められる。もちろん、勝ち切れればよかったんだけど、こういう状況でもいい方向にもっていくために、やっていかないと。
みんなが悔しい。監督も選手もサポーターも。その悔しさは勝利でしか返せない。問題があったからこういう結果になったわけで、それを受け止めつつ、勝利に向けてやっていきたい」

●林卓人選手(広島)
「悔しさを引きずっていてもいいプレーにつながるわけではない。その悔しさを持って、戦っていきたいと思います。
1-0で勝っている状況で、相手もパワーを出してきていた。守備から効果的な攻撃をやっていければ理想的だったんだけど、相手もパワーを持って中盤を潰してきていた。そこで自分たちは押し上げられずに、ずっと低い位置で守備をするようになって、最後は負けてしまいました。自分自身、いい攻撃につなげられるフィードがあったかもしれない。ラインコントロールもできたかもしれない。相手のパワーにやられたっていうのが悔しいですね。
雨は関係ないと思います。そこで一歩二歩早く動き出したりできればよかったんですけど、どうしても守備にパワーを使ってしまったところがあったので、難しかった。最後は、みんなしんどそうに見えました。
ただシュートを止められなかったことは自分自身、振り返らなければいけない。GKとしてゴールを2つ、取られているということは、責任を感じます。自分自身も何か足りなかったと思いますが、それをトレーニングにつなげて、試合につなげることしかできません。今日の悔しさをモチベーションにしたいと思います」

●高萩洋次郎選手(広島)
「結果として負けたわけだし、しかも勝っている中、追いつかれて逆転されてしまいました。最後のところの運動量とか考え方、試合の終わらせ方をはっきりチームとしてまとまってできるようにしないといけない。
体力的にもキツい中、どこかで時間をつくったり、ボールをキープしたり、自分たちでボールを保持した状態で時間を進めないといけない。それができないと、ああやって押し込まれてしまう。それまで何も相手にさせていなかったと思うので、そこはしっかり90分間通してできるようにしたいです。89分頑張っても、残り1分集中力を欠いたり、何か一歩止まってしまったりして、失点につながってしまう。そこはチーム全体で集中してできるように、次はこの負けを活かせるようにしたいです。
横浜FMは守っていましたが、しっかりと高い位置で相手を押し込んだ状態でボールを保持して回せていた。無理に縦パスを入れて奪われてしまうというより、しっかり相手を動かすことで、チャンスをつくっていました。その中でも決定的な仕事ができるようにしたいと思います。守られていた中でも、穴を見つけて出たり、引いたり、開いたり、中に入ったり、繰り返して動き続けてボールを受けることができていました。その中で、決定的な仕事ができるようにゴール前に入れるようにしたいですね」

●齋藤学選手(横浜FM)
「(ゴールのシーンは)いいボールでした。誰かかわからない(小林選手のパス)ですけど、ちょうど相手の頭越しに来たので、あとは無心で撃ちました。あそこに置いて、あそこに撃とうというのは瞬時に思ったこと。
2点目も(栗原)勇蔵くんが競ったところで、相手が2枚カバーに来たんですが、自分のところにこぼれるかなと思った。ただ(端戸)仁のところにこぼれたので、『仁、触れ』と思って、次のことを予測して動いていました。あれはオフサイドではないと思いますし、自分で決めきりたかった。でも(伊藤)翔くんのゴールになったのは大きいと思う。FWが入れてくれると、これから気持ちよくプレーできる。苦しい試合で内容的には何もなかったですが、こうして勝てたことは大きいと思います。
2点目は、相手のGKを外そうと思っていました。シュートすると多分スペーズかなかったので。(林)卓人くんにうまく触られてしまったから、『うわっ』と思ったんだけど、見たらまたまたいいところにこぼれて…。川崎F戦に続き、本当に翔くんが決めてくれてよかったかなと思います。
90分はきつかったし、なかなかいいプレーは少なかったし、DFの間でボールを触るとか、あまりできなかった。そこは改善しなきゃいけない。ただ、最後に仕事をするのは、すごく気持ちのいいこと。
ワールドカップで見てきて終わりでは行った意味がない。どれだけ自分の経験したことをこれからの自分に還元するか。それが、行った意味だと思う。これからの自分に関わってくる。
今日、内容的にはまだまだだと思いますけど、結果が出たのはよかったです。これに満足することなく、まだまだいいプレー、いい結果を求めてやりたい。自分はまた4年後を目指してやらなきゃいけないと思っている。それに向けて日々、1試合1試合大切にしていきたいと思います」

●栗原勇蔵選手(横浜FM)
「1−1になった時に時間もなかったから、本当だったらアウェイだし引き分けでもいいんだけど、相手が(同点にされて)元気がなかったから…。多分、あの中では俺が一番元気だったかな。そしたらいいボールが来て、珍しくいいところに落とせた。本当ならアウェイだし時間もないから守ってもよかったんだけど、勝ちまでいけるんじゃないかって感じがしたから。指示は特にないです。
ただ、(齋藤)学にしろ、(伊藤)翔にしろ、本当に守備に関しては仕事していたけど、攻撃に関しては何にもしていない。最後に仕事をしたっていうだけ。それまで何もしていないっていうことがわかっていれば、何も言わない。だけど、そんなに点を取れるっていう保証もないわけだから、もっとやってもらわないとダメだと思う。明らかにボールを失う回数が多い。前半は攻めきれてないから、セットプレーも1つもなかった。簡単にボールを失い過ぎ。後ろも重すぎて、同じところに2人がいたりして。もっと前に絡まなきゃいけないのにって話をしていた。後半、少しだけ勢いに乗れましたけど。あの辺はオフに入る前から何も変わっていない。今日は勝ったからいいけど、それをやらないと上にいけない。反省・課題の多い試合でしたね」

●中村俊輔選手(横浜FM)
「広島とやる時は、いつも我慢比べのような試合になりますね。暑いし、みんな、よく耐えていたと思う。
失点は決定的なミスっていうか、クリアがあんなところにいっちゃった。でも、広島の後から入ってきた若い子…(野津田選手ですか?)ああ、はい、そうです。彼は…あまりエネルギッシュじゃなかったですね。
ウチは(端戸)仁やヒョウ(兵藤)が入って、ボールが収まるようになった。これから夏場になると後から入った人が流れを変える重要な仕事になる。今日はヒョウと仁は良かった。
逆転は大きい。広島には富士ゼロックス・スーパーカップで負けていたので先制された時は『またか』という雰囲気にもなったけど、そこから跳ね返したことは大きい。自分たちはACLとJリーグの連戦でなかなかうまくいかなかったけれど、これからはリーグ戦だけに集中できる。紅白戦でも、すごくいい若い選手が出てきている。チームとしてはいい刺激になっているし、こうして結果が出せるようになった。次はC大阪。アウェイでウチは勝っていないから、すごくやりがいのある試合になる。
最初、(斎藤)学に気持ちが入ってなくてフワフワしたプレーが多かったから怒ったけれど、だんだん雨が降ってきたからね(笑)。あいつは魚だけに、皮膚が潤って(笑)。(端戸)仁が前にいて、自分がボランチとなって下がった分、前がスムースにいけるようになって点が入った。これもまた、1つの形になると思う。
今までなら負けていると、無意味なロングボールが多かった、代表ではないけどね(苦笑)。それも1つの形かもしれないけど。でも今日も結局は、(栗原)勇蔵がチョンと触った後に、ああいう風になったりするから、広島もそうだけど…形以上に何かがあるっていうのは大きい。
今日はほとんどボールを持たれていたけど、あれはあれで1つの考え方だから。変にバラバラにいくと、(広島は)ストッパーを含めて巧い選手が多いからね。それをしっかりブロックを作って、我慢だね。そんな感じです」

以上
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