●森保一監督（広島）：
「本当に悔しい敗戦です。
いい形で先制し、そこからの展開も悪くなかった。追加点を奪えたし、そうでなくても逃げ切れると考えていました。ただ、終盤に前線でタメができず、試合運びもうまくいかなかった。そのため相手に圧力を受け、跳ね返せずに敗戦してしまった。
雨の中、中断明けの我々のサッカーを楽しみにしていたサポーターの皆さん、平日にもかかわらずたくさん駆けつけてくれて。熱い声援を贈っていただきました。そのサポーターに勝利をお届けできず、申し訳なく思います」

Q:青山をベンチに置いていた理由は？
「コンディションの問題です。中盤に関しては、問題は感じなかった。青山がいればもちろん、少し違った形になったかもしれないが。ただ、彼のコンディションもあがってきているし、たとえ試合に出なくても、チームの一員として戦ってもらえると心強いと思ったので」

Q:75分以降、あまりに動けなくなった。また、同点になった時、あまりにショックを受けていた。
「終盤、相手が押し込んできて、はじき返すこともできていた。だけど、その後で前で収まらず、二次・三次攻撃を受けてしまった。そのため、運動量が上がらなくなったと見えたと思います。
最後は相手のパワープレーで前線に人数をかけて攻めてきた。なので、カウンターでいい形ができれば、追加点も狙えたはず。あるいは波状攻撃をさせないキープが必要でした。攻撃のクオリティを上げないといけない。
また失点直後に落胆するのは、仕方ないこと。ただ、そこでバタバタしてしまった。こういう状況でも耐えられる力をつけないといけない」

以上