天皇杯全日本サッカー選手権大会2回戦で、浦和は浦安SC(関東1部リーグ)と浦和駒場スタジアムで対戦する。
2014FIFAワールドカップによりJ1が約1カ月間中断していたため、浦和にとっては6月1日のヤマザキナビスコカップ名古屋戦(5−2で勝利)以来の公式戦となる。浦和はその試合を最後に、FW原口元気がヘルタ・ベルリン(ドイツ)へ移籍。リーグ戦でチームトップの4ゴールを挙げていた同選手の抜けた穴を、この1カ月でどの様に埋めてきたかに注目が集まる。
中断期間中のトレーニングキャンプでは、前半の2週間をフィジカルトレーニング中心のメニューに費やし、夏場の連戦を乗り切るためのコンディション向上に努めた。ペトロヴィッチ監督は、コンビネーションの部分についてはキャンプ後半で取り組むとしていたため、浦安戦は前線の連係がどの程度熟成されているかを試す絶好の試金石となりそうだ。
注目の前線の組み合わせについてペトロヴィッチ監督は浦和の公式HPで「1つの組み合わせであるとは限りません」「チームとして、どのバリエーションであっても機能するようにしていくのが大切です」と、メンバーを固定せずに、豊富な駒を活かして柔軟に対応していく意向を明かしている。中断前のリーグ戦全14試合に出場しているFW興梠慎三とFW李忠成を引き続き軸に据え、MF柏木陽介やFW矢島慎也らを状況やコンディションに応じて組み合わせていくことになるだろう。
浦和は6日には国士館大学と30分×4本形式のトレーニングマッチを行い、6−5で勝利。DF槙野智章が2得点を挙げたほか、柏木、李、MF宇賀神友弥、MF山田直輝がゴールを挙げており、どこからでも点を奪える選手層の厚さを窺わせた。
対する浦安は1回戦で格上のグルージャ盛岡(J3)を1−0で破った。この試合では鳥栖などでプレー経験のある元Jリーガー、清水康也が前半11分に決勝点を挙げた際に、相手GKと交錯して左大腿部を負傷。流血し救急車で病院へと搬送されるというアクシデントにも見舞われたが、虎の子の1点を守り切って勝利。浦和との2回戦でもチーム一丸となって、アップセットを狙う。
浦和は公式戦8戦無敗の5連勝と好調で中断期間を迎えた。久々の公式戦で、下のカテゴリーに属するチームを相手にしっかりと結果を出し、再び波に乗ることは出来るか。また、原口の抜けた攻撃陣の出来は…。多くのことが試される一戦となる。
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