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【第94回天皇杯 2回戦 磐田 vs 藤枝】プレビュー:磐田と藤枝の“静岡ダービー”。互いのプライドがヤマハスタジアムで激突!(14.07.12)

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2回戦屈指の注目カードである“静岡ダービー”。磐田が貫禄を見せるか。藤枝がアップセットを巻き起こすか――。

天皇杯初戦となる磐田は今週もリーグ戦と同じように調整を進めており、油断は見せない。シャムスカ監督は「天皇杯はACLにつながる大会。チャンスがある限りチャレンジする」と優勝を目標に掲げた。その初戦。結果はもちろん、内容面でも格上の力を見せたいところだ。

スタメンに関して指揮官は「ベストメンバーをベースに戦う」と話しており、直近のリーグ戦・京都戦(7/5)から大幅な入れ替えはないだろう。ただし、ケガ人などで若干は考えられる。まずは前線。エース・前田遼一が腹痛により今週の練習を回避しており、9日の紅白戦では金園英学が1トップに入った。また、最終ラインの伊野波雅彦は日本代表での疲れを考慮し、京都戦の翌日から9日まで休養。この試合は欠場する見込みだ。9日の紅白戦では菅沼駿哉がセンターバックでプレーしている。さらに9日の紅白戦では主力組のGKを藤ヶ谷陽介が務めており、これら3選手が先発することになるだろう。いずれもリーグ前半戦ではスタメンに定着できなかった面々である。「結果を残したい」と意気込むのは金園。リーグ戦のうっぷんをこの試合にぶつける。

昨年の天皇杯では、まさかの3回戦敗退。J1クラブとして臨んだ中、J2・札幌に不覚を取った。昨年はJ2降格という屈辱を味わったが、カップ戦でもいい記憶はない。その流れを払拭し、“新生・ジュビロ”をアピールするためにもトーナメントを勝ち進みたい。

対する静岡県代表のJ3・藤枝MYFCは2年連続2回目の出場。水島武蔵監督は「この試合は選手たちにとって“プレゼント”。目標としているチームとの対決。積極的にぶつかっていい経験をしてほしい」と意気込む。
チーム創設は2009年。静岡県社会人リーグ、東海社会人リーグ、JFLを経て今季よりJ3で戦う。今季J3では第17節終了時点で12クラブ中11位。負傷者が重なったこともあり出遅れたが、後半戦で巻き返しを狙う。
天皇杯静岡県予選決勝ではHonda FC(JFL)に7-2で勝利し、全国への切符を手にした。5日に行われた1回戦では関西社会人1部のアルテリーヴォ和歌山と対戦。延長戦の末に4-2で勝利し、2年連続の2回戦進出を決めた。

注目選手はJ3第17節終了時点で9得点をマークし、得点ランク3位タイにつけるFW大石治寿。リーグ戦の勢いそのままに県予選決勝ではハットトリックをマークすると、1回戦の和歌山戦でもハットトリックと結果を残した。波に乗るエースは「プロとやれるのは幸せ。自信を持ってぶつかりたい」と語る。
昨年の天皇杯では2回戦で清水と対戦し、0-2で敗戦。しかし、終盤までゴールを許さず、格上相手に最後まで粘り強く戦い、苦しめた。今年も気合は十分。日本代表経験もある市川大祐は「カテゴリーが違う相手とできるチャンスはなかなかない。全てを出さなければいけない」と意気込みを語る。今年も格上との対戦となるが、自分たちの力を発揮し、相手を焦らせることができるか。

試合の舞台はヤマハスタジアム。台風8号は11日朝に静岡県に最接近したものと見られるが、すでに通過。試合当日は雨の心配はなさそうだ。互いのプライドがぶつかる好ゲームを期待したい。


以上

2014.07.11 Reported by 南間健治
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