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【J2:第21節 長崎 vs 札幌】プレビュー:勝点で並ぶ札幌を迎える長崎。前節の悔しさを糧に約2ヶ月ぶりにホームで勝利を手に出来るか?(14.07.04)

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長崎の高木琢也監督は前期の折り返しとなる札幌戦を前に「我々は今、最下位のチームです。最下位の富山に負けたんだから。この悔しさを糧に選手には奮起してほしい。難しい試合になるが、おそらくメンタルがかなり大事になるだろう」と語った。

前節の富山戦は得意のダイレクトパスでマンマークをしてくる相手をいなすことで主導権を握ろうとしたが、深いピッチと大雨という条件も相まって、目指そうとしたサッカーを発揮することは無かった。ただ何と言っても悔やまれるのは「残り15分は足が止まって、相手に押し込まれたこと。長崎らしくなかった試合だった」とこの試合移籍後初の先発だった深井正樹は振り返る。

少し前期の戦いぶりを振り返って見ると、長崎は4月20日以来ホームでの白星から遠ざかっている。5試合連続引き分け。ただしチャンスの数はリーグでもトップクラスだ。エースの佐藤洸一も「最後の部分の精度が問題であることはわかっている」。高木監督も「ほとんどの試合の質は悪くない。ただ不運にもサッカーでは結果と比例しないこともある」と下を向いているわけではない。

週末の相手は札幌。細かいパスワークを中心としながらも、トップを張る都倉賢に長いボールを預けるというオプションも併せ持つ「やりにくい相手」(山口貴弘)。神戸に所属していた昨季、そのフィジカルを充分に生かして長崎を苦しめた。長崎が最も苦手とするタイプのFWだ。それに加えて「若い選手の成長があるし、ベテランとの融合が上手く行っている。砂川誠の動きには注意したい」と高木監督は分析している。なにより「技術ももしかしたら長崎に勝ると思う。走り負けないことが大事になる」(野田紘史)。ただ、昨年まで長崎に在籍していた札幌のGK金山隼樹の弱点を知る山口は「ちょっと嫌がることをして、得点を狙います(笑)」とかつての同僚との対戦を楽しみにもしている。

ここ最近の札幌は讃岐にこそ土をつけられたが、讃岐戦をはさんで5戦負けなし。調子はいい。長崎とは勝点で並んでおり、11位と12位の直接対決となる。互いに前期最終戦を勝利で飾りたいと燃えているだろう。ただ互いに怪我人が多く、安定したメンバーを組めてはいない。両チームともどのような先発メンバーになるかも大きな見所の一つになるだろう。長崎にとってはメンタルが大きなキーワードとなる前期最終戦。「ホームの勢いで先制点を取りに行く」(大久保択生)。

以上

2014.07.04 Reported by 植木修平
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