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【J2:第20節 京都 vs 岡山】プレビュー:森下仁志監督代行の西京極初陣、岡山を相手に、戦う気持ちを押し出して勝負に挑む!(14.06.27)

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J2第20節、西京極に岡山を迎え撃つ。
京都は第18節・千葉戦後にバドゥ監督の契約解除を決断した。成績不振が大きな要因だが、強調すべきは、クラブ側は今季の巻き返しをポイントに置いた、ということ。昇格達成の意思表示と受け取りたい。個人的には全面的に賛成、という訳ではないが、クラブの決断に、こちらも信じて進んで行くべきだろう。

監督代行は森下仁志コーチ。今季、バドゥ監督の下で練習の陣頭指揮をとっていたこともあり現場で混乱は全くない。それどころか、戦う姿勢を押し出したコーチの思いに応える様に、前節の熊本戦、選手は気持ちを押し出して4−1で快勝した。
森下コーチは「出ている選手が仲間全員の責任を背負って、仲間だけなく、会社やそして現場を支えてくれている人たち全ての気持ちを背負って戦わないといけない」と強調する。
「相手よりも走る、戦う、そして球際で勝つ」というポイントを挙げ、「そのためには日頃から謙虚な気持ちでグラウンドに立てる様に」と説く。毎日、当たり前に練習が出来るのは多くの人の支えがあってのこと。それが解ってくれば、当たり前の日常が当たり前でなくなり、謙虚な気持ちが芽生えてくる。その心境で、責任感を持ちながら練習、そして試合と対峙する。そういう土台の部分を、森下コーチはまず強調するのだ。
そこから、走る、戦う、球際の勝負、そして勇気を持ってプレーするということ、「一人一人の強さ、この強さが大事。目の前の相手を上回っていこうとする気持ち」を植え付け、と同時に、練習で、どういうサッカーで戦うか、を落とし込んでいくのだろう。
今節、選手がどういう気持ちでピッチの上で戦うか、まずはそこがポイントとなるはずだ。

対戦相手は岡山。順位は5位。前節、横浜FCと0−0で引分けた。得点源は片山瑛一(4得点)、清水慎太郎(3得点)、上田康太(2得点)と並ぶ。今季加入の上田康太は岡山の中心。ゲームの組み立てからゴールと、その能力を遺憾なく発揮する。磐田時代は森下コーチの指導を仰いだ一人。森下コーチはその話を振られると、対策点などは一切明かさず「昔と変わった点は…、髪の色が黒になったことかな」と周囲を笑わせた。だが、要注意選手であることには変わりはない。
「岡山は、影山(雅永)監督が率いて5年目になる。そこには意味があると思う」(森下コーチ)とスタイルが浸透し、強さを発揮しているチームをリスペクトする。しかし、冒頭にも書いた様に、京都はまず自分たちがしっかりと戦うこと、戦う気持ちを押し出して相手に挑むことを柱にする。指揮官交代後の西京極初陣、その戦いが表現できるか、大いに注目したい。

以上

2014.06.27 Reported by 武田賢宗
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