Jリーグが開幕して2カ月あまり。長く険しい戦いが続き、惜しい試合もあったが、勝点3を手にすることができなかった讃岐。しかし5月24日に行われた第15節・富山戦で、ついにJリーグ初勝利を挙げた。
前半26分に富山に先制点を奪われるものの、8分後にソン・ハンキ選手のヘディングで同点。そして後半32分、この試合は後半途中からの出場となった岡村和哉選手が頭で押し込み2−1と逆転勝利を飾った。
試合終了と同時にベンチを飛び出す選手、満面の笑みで抱き合い喜びを爆発させる選手、拳を握りしめガッツポーズをしながらピッチに倒れ込む選手など、まるで優勝したかのようなお祭り騒ぎに。
そしてスタンドに目をやると、多くのサポーターが歓声を上げ、割れんばかりの拍手と「We are Sanuki」のチャントが繰り返され、今季最高の盛り上がりを見せていた。選手にとっても待ちに待った勝利だが、それはここまで応援してきたサポーターも同じこと。涙を浮かべ抱き合う方や、「勝った!勝ったぞ〜!!」と、電話で家族や友人に勝利を伝えていた方の姿もあった。
そして試合後にはヒーローインタビューを終えた岡村和哉選手が、バックスタンドのサポーター席へ。大きな拍手で迎えられた岡村選手は、右手に持った拡声器を使い「お待たせしました!本当に勝てて良かったです!!」と叫び、スタンドの一人ひとりと握手。勝利の喜びをサポーターと共に分かち合った。
試合後の記者会見でも、北野誠監督が現れると報道陣からは自然と大きな拍手が沸き、待ちに待った“勝利監督インタビュー”がスタート。北野監督は「今日勝ったことで、ようやくJリーグ(チーム)になったんだなと思います」と少しはにかみながら語った。
2014年5月24日。“Jリーグクラブ カマタマーレ讃岐”が誕生した瞬間だった。
以上
2014.06.05 Reported by 小谷秀斗(オフィスひやあつ)
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