そんな話題を尻目?にtotoは続く(もちろん)。
今節は、ヤマザキナビスコカップとJ2が対象だが、高額配当の夢はどのカテゴリーが対象でも同じだけ熱い(はず)。それもそのはずで、毎回の配当金の1等の当せん金の上限が定められている(totoは2億円、BIGは6億円)ので、余った金額は定められた金額以内であれば、1等当せんが一口以上になることもあるからである(かな?)。また、その余剰金はキャリーオーバーに回ることになる。試合があるごとに億万長者が数人発生している計算で、『いつかは自分も!』と思っている御仁も多かろう。夢は果てしなく続く。
その夢が、ワールドワイドになったことをご存じだろうか?
ワールドカップ期間中は、ワールドカップの試合を対象としたスポーツ振興くじ(toto)が販売されるのである。もちろん、ワールドカップの試合を対象としたtotoは、今回が初めてであり今までと違った楽しみも味わえるのではないだろうか。
(まぁ、当せん額は変わらないので、当たったあとの喜びには差が無いだろうが…)
通常の13組の試合結果を予想するものから、mini totoやtotoGOAL3も販売されるので、地球の反対側で行われる熱戦の結果はこまめにチェックしておく必要がありそうだ。『海外のサッカーはわからない!』という御仁は、BIGやmini BIGもあるので、“予想おまかせモード”で購入することもできる。J1が中断されても、億万長者の夢は継続できる…いや、地域振興やスポーツ振興の役に立つことができるので、安心してtotoを購入しましょう。
そして、皆さまの購買動機を高める話題をもう一つ。
平成26年度スポーツ振興くじ助成金交付対象事業の2次募集(案)が発表された。詳細はわからないが、皆さまの“夢”が助成金の2次募集(案)につながっているということは間違いない。キャリーオーバーが予定以上に出ているのかもしれないし、助成額が予定額に達しなかったのかもしれない。それでも、助成対象事業を考えている団体にとっては有難いことであるし、“夢”を追って購入した人たちの思いは無駄にはなっていないということである。
スポーツ(サッカー)とのかかわり方は一様ではない。選手でも、指導者でも、日頃スポーツにかかわっていない人でも、スポーツ振興くじの助成金で施工された施設に触れることは可能である。もちろん、その施設にかかわらなくても、totoを通じて投資することはできる。スポーツの輪は、どこまでも広がっている。
なんて、考えながらワールドカップ グループC(日本・コートジボワール・ギリシャ・コロンビア)の結果を予想していたら日本は予選を一位通過してしまった。他の組も考えていたら、日本は優勝するしかない。ワールドカップtotoは、日本勝利を中心に購入することになるだろう。はや、気持ちはブラジルへ飛んだ。ワールドカップはサッカー人にとっての最大のイベントなのだと実感した次第である。
以上
2014.05.23 Reported by サカクラゲン(鳥栖担当)