ゴールデンウィークを挟む中2日、中3日の5連戦も遂に最後の第13節。そして一週間後に第14節を終えると、J1はヤマザキナビスコカップが3〜4試合続いて長〜いワールドカップブレイク入り。J2は変わらずリーグ戦が続くが、J1で長いチームはヤマザキナビスコカップ第6節（5月28日）終了後、J1リーグ戦再開の第15節（7月19日）まで51日間もの中断となる。つまり、J1はこの長いブレイク中に――大抵のチームは2週間程度のオフは入れると思うが――新しく選手を獲得したり、システムを変更したり、マイナーチェンジをやったりと、夏の戦いに向けて序盤戦とは違うチームになってくる…もしくはなろうとする。その試みが成功するかどうかは分からないけれど、J2リーグの裏で行われるJ1のトレーニングマッチを、ワールドカップ観戦の合間にチェックしておかないと再開後のtoto予想に影響が出る。「どうせ、当たりもしないくせに…」と自分にツッコミを入れてしまうが、自分なりに分かった（つもり）上で予想する楽しみがtotoの醍醐味で、BIGやあっちのジャンボとは違う。6億や3億には目が眩むけれど、自分の才覚で戦えるtotoはサッカーに対する興味があるからこその面白さ。この部分は、当たらなくても大切にしたい。

J1が中断期間中はtotoがなくて寂しくなるのか…と心配し始めていたが、ワールドカップ中は「ワールドカップtoto」が発売されることが発表された。高校生がプレーをする選手権や甲子園をtotoの対象にするわけにはいかないけれど、ワールドカップを予想できるようになったのは大歓迎。ただ、海外の代表チームのことはブラジルやアルゼンチンやスペインやドイツなどの強豪国になれば情報も多いが、他は有名選手の名前をポツポツ知っていればいいほう。でも、国の名前と雰囲気で気楽に予想するのも悪くはないし、決勝トーナメントでも実施が予定されているそうなので、グループリーグを見て決勝トーナメントから本気を出すという楽しみ方もできる。サッカー雑誌が出場国全部の代表メンバーと予想布陣や最近の成績などを一覧にしたものを発売するだろうし、海外のスポーツ新聞のサイトなどにも似たような情報が出そうなので、ゴルゴ13のような語学力があればそのまま読めばいいし、読めなくてもグーグルやヤフーの自動翻訳機能を使えば――精確な翻訳は期待できないけれど――ボチボチ雰囲気は分かる。

長い長いワールドカップブレイク中の身の振り方をいろいろ考えていたけれど（お金を使わないことが条件）、朝方起きて日本代表の試合を見るのと、近所で開催されるJ2リーグを見る以外に、「ワールドカップtoto」予想に膨大な時間を使えそうなので、「時間をかけて予想すれば当たるのか」をテーマに無聊を慰める所存です。日本代表が決勝トーナメントに進めば「ワールドカップtoto」は、もっと面白くなる。そして、J1リーグ再開時には、レクサスやポルシェを買えるようになっていますように。パン、パン。

以上

2014.05.09 Reported by 松尾潤（甲府担当）