第9節横浜FC戦、開始早々、今季初めて先制を許した湘南だったが、菊地俊介の縦パスから岡田翔平が裏へと抜け出し右足を一閃、すかさず追いついた。「This is 岡田」と盟友の大竹洋平が評した一連に、本人も「自分の特長を活かしたゴール」と振り返った。
同点から5分後の逆転弾も岡田によるものだ。自身が得たPKを自ら決めた。
「昔の自分なら蹴りに行ってなかった」と振り返る。
「決められるという自信があったし、自分で決めたいと思いました」
ちょっとずつ自信が出てきて、純粋にサッカーが楽しいのだという。
「自分のなかからサッカーをやりたい気持ちが湧いてくる。プロになって以来、忘れかけていたワクワク感。オフの日もウズウズするぐらい意欲的です」
今季初ゴールを挙げたホーム大分戦後には、「体はキツイけれど気持ちはもっとサッカーをやりたいと思った」そうだ。内的モチベーション、指揮官が大切に思う選手自身の志。納得していないプレーが多いという反省も、次こそはと、前向きに明日へと繋がっているのだろう。
思えば、シーズン序盤は満足できない自身のプレーに考え込むことも多かった。そんな折、大竹と話したり指揮官から言葉を掛けられたりすることで、少しずつ自信を育んできた。
いまは言う。
「堂々と自信を持って、悪かったときは次に向けてどうすればいいか、よかったときはどう続けるかが大事。湘南に来て試合に出て、思うようになりました。いいときも悪いときも、淡々と、つねに満足せずにやっていきたい」
自分のプレーの一つひとつをピックアップしたら満足にはほど遠く、まだまだできるはずだと思っている。岡田の、チームの「まだまだ」の想いが、観る者をどんな景色へ連れて行ってくれるのか、それこそワクワクするのです。
以上
2014.04.27 Reported by 隈元大吾
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