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【J1:第9節 神戸 vs C大阪】安達亮監督(神戸)記者会見コメント(14.04.26)

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●安達亮監督(神戸):
「お疲れ様でした。まず、非常にたくさんのお客さんが入ってくださって、我々のクラブが首位を走っていたこと、あとは普通にセレッソでもなくヴィッセルでもなく、サッカーを観にきたお客さんもたくさんいらっしゃると思うんですが、そういう試合に自分がいたということは非常にうれしいことですし、両クラブやサッカー関係者に感謝したいという気持ちが詰まった試合でした。
内容の話をしますと、ACL帰りのセレッソさんはしっかり守ってカウンターを狙ってくるという戦術があったように思います。それに対して我々が、ボールを持てた時間もあったんですけれど、崩しきれなかったかなと思います。前半、崩しにかかっては奪われてカウンターという場面が何度もありました。その中でペドロが点を取ってくれたので、前半はいい形で折り返せたんですけれど。後半はセレッソの質の高い攻撃で2失点してしまったわけですけれど。逆に最後にPKでよく追いついてくれたなと思います。ゲーム全体としては我々がもう少しできたんじゃないかという欲はあります。この首位で迎えた試合で、スタジアムの環境も最高で、少し選手が気負ってミスする部分もあったように思います。すぐに連戦ですので、気持ちを切り換えてやっていきたいと思います」

Q:もう少しできたというのは攻撃で言えば、どの辺りでしょうか?
「守備の時にセレッソさんは5−4−1みたいな形になるように見えました。昨年J2でそういう形のチームとたくさん対戦しました。それを崩して最後のフィニッシュまで持っていくというのはもっとできたと感じますね」

Q:後半、チョンウヨン選手のところにボールが収まらないように見えた。シンプリシオ選手が欠場している影響は?
「ウヨンは、橋本(英郎)と組むよりはシンプリシオとゲームをすることの方が多かったので、少し時間はかかるかなぁとは思います。けれど、そんなに大きな影響はないと思います。単純にもう少しシンプルにパスをつないだ方がよかったのかなとは思います」

Q:前半35分過ぎだと思いますが、ピッチサイドからすでにホワイトボードを出して高橋選手に指示を出されていましたが、どんな指示だったのでしょうか?
「最初に話したように、攻撃の仕方ですね。中央を崩すのがゴールへの一番の近道なんですけれど、中央はちょっと固いかなと思ったので、サイドを突いていけという指示をしました」

Q:セレッソの質の高いプレーと言われましたが、具体的にはどんな部分でしょうか?
「セレッソの選手は他クラブの選手なんですけれど、過去の仕事で中学生くらいからよく知っているんですね。丸橋にしても、(山口)蛍にしても、扇原も、(柿谷)曜一朗はもちろんですけれど。あとは(長谷川)アーリアも横浜に居た時に知っています。彼らは子供の時から技術があって、センスもあったんですね。そのまま順調に育ってくれて今のA代表なんかにも選ばれているわけですけれど。まず、止めて蹴る質が高いということ。あとは判断の早さとか。アーリアが1点目の柿谷に出したスルーパスなんか、ちょうど我々のベンチの前から出したんですけれど、やられるなと思いましたし、アイツはここを突けるだろうなと思った通りにできる。外で見ていて感じることを実際に中の選手ができるのってすごいと思うんですよね。ハッとするプレーも観ている人からすごいと思われると思いますけれど、当たり前のことを当たり前にそのタイミングでできることもすごいと思います。最後、フォルランが2点目を入れたシーンも、オフサイドギリギリで抜けて、そこからシュートを打つ時に、逆サイドのサイドネットに入ると、観ている人もその瞬間に逆サイドのサイドネットに打てと思っていたと思うんですよね。セレッソ側のサポーターの方も。それがその通りになる。タイミング的にもそのタイミングだろうって時に。言い方を変えるとサッカーゲームをやっているような質の高いパスやシュートが何回もあったと思います」

Q:神戸がここまでいいペースを保っている理由、またこれからも保っていくためにキーになることは何でしょうか?
「まずはここまで来られたのは新しい選手が活躍しているイメージがあると思いますが、私は長年クラブが培ってきた結果だと思っています。新しい選手をポンと取ってくれば勝てるようなもんではないと思うんですよね。それまでにキチンと、去年はJ2で1年間苦労しましたし、その土台の上に乗っかっていると思います。それが去年だけじゃなくてクラブの中で色んなことがあって、それが今につながっていると思います。あとはこのままのペースで行ければという話がありましたが、我々もそう思っています。そのためにキーになるのはやはり大きなケガ人が出なかったりだとか、ケガ人が出ても選手の層でカバーするとか、そういったことが一番大事になると思います。サッカーの信念や哲学をブレずにやっていくことが大事になってくると思いますけれど」

以上
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