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【J1:第9節 名古屋 vs 鳥栖】試合終了後の各選手コメント(14.04.26)

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●枝村匠馬選手(名古屋)
Q:今日はトップ下でのスタメン出場でした。
「はい、そうでしたね。前半30分過ぎくらいからボールを持てるようになって。風下の影響を受けて立ち上がりは慣れるのに時間がかかったんですが。いろんなところに顔を出せたし、まだまだですけど、最低レベルのプレーはできたかと思います」

Q:永井選手の1トップを前に、攻撃の狙いはどこに?
「もう、裏は永井の走力で絶対に取れるので、そこを一番に狙って、できたギャップで受けることができたらいいなと思っていました」

Q:PK獲得のシーンもそうですし、その動きもできていましたね。
「そうですね。チーム全体としてギャップを作って動けていたとは思います」

Q:前線4人での崩しも見せられました。
「チャンスは作れましたので、活かしたかったです」

Q:後半は監督の指示通りに風を活かしてチャンスを作りました。最初の10分で1点取れていればという気もします。
「そうですね、まさにそこですね、敗因は。そう思います」

Q:この新フォーメーションは次につながる感触もあるのでは。
「流れが良かった分、そうですね」

●田中マルクス闘莉王選手(名古屋)
「辛いな、最後ああやってやられるのって。チャンスあったのに、あのPKを取られたらお手上げですよ。自分は手を出していないのに。腕も体にくっついていたんだけどね。厳しい中で勝点1だけでも、とは思ったけど、でもいホームだから勝ちに行くってことをもう1回できればと思っていたんだけど。最後にああやって…。もっともっと埃を叩きだして、綺麗にしないと。この状況をなかなか乗り越えられないと思う。もっと何が悪いかを見るようにして、頑張ります」

●田口泰士選手(名古屋)
Q:内容はそこまで悲観的にならなくてもよい中で、結果だけが残念なものになりました。「ほんと結果が一番大事な試合だったんですけど、それが出なかったので。まあ、結果が一番大事でした」

Q:前半から裏のスペースを狙う姿勢が明確でした。自分はどのようなゲームコントロールを考えていましたか?
「相手のDFは裏への対応がそんなに強くないと思っていましたし、永井さんと力は裏に抜け出してくれるし。試合前からそういう話をしていて、そういうパスをどんどん狙っていこうと思っていました。何本か良い形で通りましたけど、それがゴールにつながらなかったです」

Q:後半立ち上がりに得点が欲しかったですね。
「そうですね、自分たちの時間はあったし、そこで得点が取れないと、サッカーの不思議なところで、こういう結果になる。もったいなかったですね」

Q:今日は守備でも気を遣うところがあったのでは?
「別にそこまで意識はしませんでしたね。ダニルソンはしっかりやってくれましたし、直志さんはバランスを見てくれるので、僕は前に行きやすかったです。直志さんは下がりながらやりたいタイプですから、自分はかぶらないように前でプレーをしました」

●楢崎正剛選手(名古屋)
Q:また最後に点を取られての敗戦。止まりませんね。
「ええ、頑張っているだけではダメだけど、その頑張りすらなくなってもいけないので。まあ、前向いて…」

Q:内容は一進一退でした。
「その分がっくりですね。がっくりな試合が…泣きそうですけどね。でもまた、何とか挽回しなくちゃ」

Q:DFラインに入れ替えがまた出て、自分への負担も大きくなっています。
「ああ、それはまあありますけど、メンバーを見ても、やれるメンバーだし。いない人がどうとかではなく、今日は勝点を取りたかったですけどね。でも、すぐまた試合があるので」

Q:試合後、サポーターは拍手で迎えてくれました。それが示すように悲観的になる内容ではなかったと思います。
「僕らも苦しんでいるし、応援してくれている人も悲しんでいると思うから。本当は結果で応えなきゃいけないのは十分わかっているんですけど。いつかはみんなにしっかり応えられるようにしないといけないです。ちょっと、苦しいですけど、応援してくれるので。それは返さなければいけないということですよ。普通、拍手なんて起こらないですからね、5連敗しているわけなので。申し訳ないです」

Q:次ですね。
「はい、またすぐ試合なので、頑張ります」

●永井謙佑選手(名古屋)
Q:一度は同点としたご自身のゴールを振り返って下さい。
「味方のクリアだったのですが、相手はおそらく自分が見えていませんでしたので、背後から狙いました」

Q:前半から、最後までボールを追う姿勢が目立ちましたが?
「ゴール前の危険な位置に入り、ゴールを決め、そしてチームを勝たせたいという気持ちでしたが、今日も最後に決められ負けてしまい残念です」

Q:ご自身のパフォーマンスについては?
「コンディションは良いですが、最後の場面でしっかりと決め、もうワンランク上の選手にならなければいけないと思っています」

Q:チームは5連敗、怪我人も多く苦しい状況が続きますが?
「最後に決められて負ける試合が続きます。自分達が決められるところで決めなければこうなりますし、自分自身がもっと得点を決められるようにならなければいけないと感じています。チームとしては、ルーズになった場面で失点していますが、もう少し前線からコンパクトに、(相手のパスの)出どころをはっきりとさせる必要があります。今は後ろの選手も選択肢があり過ぎて絞り込めない状況ですし、自分たち前線の選手から絞り込む守備をしなければいけません」


●安田理大選手(鳥栖)
Q:劇的な結末でした。
「そうですね、同点にされた時はどうなることかと思いましたけど。最後までみんなが諦めずに戦った結果だと思いますし、途中出場のタニくんも、スタメン出場からメンバー外もあったりした中で、フラストレーションもたまっていたと思います。でも練習からしっかりやっていたし、出た時はやってくれるなってオレは思っていましたね」

Q:相手はDFラインがかなり入れ替わっている中で、自分のサイドからの攻撃は優位に運べましたか。
「あまり深い位置まで運ばれていないし、そんなにやられたイメージもないですね。名古屋はケガ人がすごく多いですし、何というかちょっと同情したくなる部分もあります。でもピッチの中では関係ないですし、逆にこういう時期に名古屋を相手にできたのはよかったのかなとも思います」

Q:試合全体を通して、自分たちのサッカーはできましたか。
「そうですね。全体を通してみればはっきりしたサッカーはできたと思うし、鳥栖のサッカーはFWを起点にハードワークするというもので、それが90分通してできたからこその最後の得点だと思います。トヨくん(豊田)も今日はハットトリックできるくらいチャンスあったし。チャンスは多く作れました。でも何が一番重要かって、勝点3を持ち帰ることですし、それでも2失点しているので反省するところは反省して、ここから4試合、連戦ですからね。良いところはもっと良くして、勝ち切りたいですね」

Q:風の影響はありましたか?
「後半は感じましたけど、オレは暑かったことの方がきつかったですね。けっこう今日はセンターバックのチャレンジ&カバーがはっきりできていなかったのもありましたし、そういったところが失点にもつながって、1失点で済みましたけど、相手にとったらもっとチャンスになっていましたし。そこはしっかり反省するところですね。ケガ人も出たので連戦で、試合に出た選手が頑張らないといけないですからね」

●藤田直之選手(鳥栖)
Q:劇的な終わり方でしたが、自分たちのペースでやれた部分は多かったのでは?
「そうですね、やろうとしていることはできていましたし、悪くなかったかなと。PKは自分がファウルしてしまったんですけど、それがなければ前半は良かったと言えます。結果1−1で折り返したので、例年、名古屋との試合では内容は良くできているので、今日もそのまま悪い流れになっていくのかなと思えた前半でした。ああやって内容が良い時にリードして、折り返すことが大事ですね」

Q:後半立ち上がりに押し込まれました。そこでよく我慢しました。
「相手がかなり前がかりになって、そこをウチも受けてしまった。でもそこで失点しないことで、90分の中では必ず悪い時間帯もありますから。今日の後半立ち上がりの悪い時に我慢できたのは、チームとして良かったと思いますし、その時間はなるべく短くするのが一番です。今日はちょっと長かったです(苦笑)。しっかり耐えたのがよかったです」

Q:アウェイですし、最後は勝点1をという判断もあったと思います。そこで最後まで攻めに行った姿勢も勝利を呼び込んだ要素では?
「監督の選手起用を見ても、獲りに行くというメッセージは伝わりましたし、今の試合内容、今のチーム状況を考えても、これは獲りにいかないといけないと思っていました。ミスで2−2になってしまったところもウチの甘さというか、名古屋との相性かなというのも感じていたんですけどね。今までなら逆転負けだったので(笑)、そこで勝ちに行けたのは、今の状況というか、今のウチのチームの状態の良さが出たのかなと思います」

●豊田陽平選手(鳥栖)
Q:この好調は監督が「W杯に出たい意欲だ」と。ご自身ではいかがですか。
「もちろん、大事にしていますし、特に最初に来たチャンスを確実に仕留めるということは、僕の中で意識している部分です。それを今後も継続する、維持はしません、継続して、より上を目指してやっていきたいと思います」

Q:ワールドカップへ向け、目標に掲げる数字はありますか。
「いや、ないですね」

Q:ここ数戦の好調ぶりはアピールにもなりますし、自信もつながっているのでは?
「ここ数試合で自信が高まっているというか、それしかないので。今さら自信がどうこうとか言っていられないですから。ゴール前での感覚、嗅覚というところを、いいところまで持ってこられていますので、引き続きやっていくしかないです」

Q:何より、チームが勝っているということが重要ですね。
「そうだと思います。上位にいのと、下位で点を取っているのとでは、印象も違いますし。今日は本当にもっと僕が決めて勝たせることができたチャンスは多かったので、そこを反省して、もっと取れるように頑張ります」

以上
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