清水、F東京、G大阪、鹿島、仙台、鳥栖、神戸の7クラブで決勝トーナメント進出2枠を争っている予選Aグループ。第2節を終えた時点での暫定順位では、1位が唯一の連勝スタートを切った清水、そして1勝1分のF東京が2位。まだ1試合しか行っていない神戸は第1節でG大阪に0−2で敗れたため勝点0の最下位にいる。今節のF東京戦に勝てば上位との差をぐっと縮められるが、逆に負ければF東京との勝点差は7に広がり、予選突破が難しい状況になりかねない。
これを受け、神戸の森岡亮太は「どんなメンバー構成になるかはわからないけれど、神戸としてはしっかり結果を残していく必要があると思う」と気持ちを引き締める。また、J1リーグ戦通算得点4位タイのマルキーニョスは「今年に限って言えば、ヤマザキナビスコカップも、J1リーグ戦もモチベーションに違いはない。天皇杯も含め、全てタイトルを取りにいく気持ちだ。(F東京戦も)安達監督が自分を必要とするなら、いつでも試合に出られる状態だ」と話す。
ヤマザキナビスコカップでの両チームの対戦成績は、F東京が5勝2分0敗と圧勝している。1999年以降、神戸は一度も勝っていないだけに、相性だけを見ればF東京の優勢と言えるだろう。だが、今季のJ1リーグ戦第3節での対戦では神戸が2−1で快勝している。
神戸の安達亮監督はF東京について「システムやメンバーを変更しながら、監督のやりたいサッカーが徐々にできてきている印象がある。今節にどんなメンバーで来るのかは読みづらいですが、神戸としてはヤマザキナビスコカップとかJ1リーグ戦とかの垣根を取っ払って、年間何十試合のうちの大事な1試合として挑むだけです」と言う。
また、小川慶治朗は「勝つことはどんな試合でもチームにとってはプラス。リーグ3連勝の勢いを止めるわけにはいかない。F東京はこの前の広島戦(第7節)で負けはしたけどいいゲームだったと思うし、勢いも感じる。そのF東京を倒すことで神戸に勝ち癖も生まれると思うので、絶対に勝ちたい」と気合を入れる。
もちろん、F東京が右サイドバックにルーキーの松田陸を起用するなど、両チームともチームの底上げを狙って何人かはフレッシュな選手が入ると予想される。だが、気持ちはあくまでリーグ戦と同様に高いものがある。
神戸にとってはこの試合のあと中2日で迎える鹿島との2位・3位対決(@カシマ)へ、F東京はC大阪との大一番(@味スタ)に向け(共にJ1リーグ第8節)、いい流れを作る意味でも今節は絶対に負けられない。
以上
2014.04.15 Reported by 白井邦彦
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