●曹貴裁監督(湘南):
「松本とやる時は恐らく2試合とも雨だったと思いますが、今日も天候の良くない中、たくさんのサポーターが強力な後押しをしてくれました。今日の勝利を90分+4分を頑張った選手とサポーターに送りたいと思います。
前半は予想どおりと言いますか、松本が我々の良さを消してくる中で、自分たちの良さを出していくところで少し飲まれて押し込まれる場面が前半20分くらいまでは多くて、どうなるのかなと見ていた。そこで何とかしのいだことでチャンスをものにできたと。
後半はうちも少し形を変えてボールが収まるようになってチャンスは掴んだんですが、1点取られて松本の思惑どおりになりそうなところを2点目、3点目、4点目とアグレッシブな自分たちのスタイルを貫いてくれたことは選手たちに感謝したいです。我々は昨年J1でそういうスタイルでちょっとのところで1点差負けを何度も繰り返して降格してしまった悔しさを忘れてはいけないと選手には言っているので、今年も成長が見込めないとそういうステージに戻れないし、仮りに戻れたとしても同じことの繰り返しだと思う。選手には更に成長できるようにチームとしても個人としても、僕も最大限の働きかけをして戦っていきたいと思います。
反町さんとは3年間コーチとして携わらせてもらって、3年間で強豪のチームを作られたと思います。今日も点を取ったあたりの集中力やボールへの執着心は、松本が段階を経てチームを作っておられると思います。僕たちもそれに負けないように、どんどん前に行けるようなチームを作っていきたいと思います」
Q:5連勝について。また得点を挙げた菊池大介選手についてお願いします。
「大介に関してはこの地で今季初得点を挙げて、彼が今まで自分なりに悩んで、向き合ってきたご褒美だなと思います。今日はボランチと(菊地)俊介と永木が1点ずつ取りましたが、1人のストライカーが前線で残って任せるサッカーをしているわけではなく、今はボランチが点を取れないと現代サッカーでは上に行けないという話をずっとしていて、やはり世界のボランチはペナルティーエリアに入って、また戻るというのがノーマルだと。その意味では彼らの良さが出たというのは、我々らしいゴールだったかなと思います。5連勝については、昨季は5連敗とか6連敗もしたので、ちょうど五分の星に戻したのかなという感じです(笑)」
Q:今季のJ2をどう見ていますか?
「全てを把握しているかは微妙ですが、どのチームも勝つために最大限努力する。当たり前ですけど、そのところは一昨年よりも上がってきていると思いますし、アウェイに来るとサポーターやチームの雰囲気が感じられるように思います。松本もそうですし。ただ、J2どうこうよりも自分たちのスタイル、チームがどうなるかを大事にしているので、相手のスタイルに合わせようというのはゼロではないですが極力止めようと思っていて、自分たちの矢印のほうが強いです。昨季の状況はわからないのですが、(戦力的にも)拮抗はしていると思います」
以上
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