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【J1:第5節 C大阪 vs 新潟】プレビュー:桜のもう1つの聖地、キンチョウスタジアムでの今季開幕戦。4連勝を目指すC大阪、難敵・新潟を迎え撃つ。(14.03.29)

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前節は開幕3連勝中だった首位の鹿島に、アウェイで2−0と勝利。鬼門だった難敵から7戦ぶりの白星を得ただけでなく、今季リーグ戦3連勝も達成したC大阪。期待のフォルランにもJ1初得点が生まれるなど、勢いが増してきた桜軍団は、今節、新潟とのホームゲームを迎える。会場は、昨シーズンの公式戦11勝1分け1敗と、C大阪が圧倒的な勝率を誇った、もう1つの聖地、キンチョウスタジアム。『圧力鍋』と称されるような、サポーターとの一体感もさらに生まれる場所で、C大阪は4連勝、そして、首位取りを目指す。

C大阪としては初冠を達成すべく、前節の鹿島同様、乗り越えなければいけない難敵が、新潟だ。昨シーズンの公式戦3試合で1勝2敗と負け越した相手には、その1勝のときにも劣勢を強いられるなど、苦戦が続いた。新潟は柳下正明監督のもとで、チーム一丸となった姿勢や、ハードワークを武器に、流動的なサッカーを展開してくるだけに、今回もC大阪としては厳しい試合が予想されるだろう。それでも、「それに負けないよう、ハードワークして、質にもこだわって、相手を上回れるようにしたい」というのは、鹿島戦での奮闘も光ったディフェンスリーダー、山下達也。また、前節C大阪加入後初得点を決めた長谷川 アーリアジャスールも、「3連勝したからといっても、優勝したわけではない。新潟は、昨年後半戦でずっと勝っていて、勢いがあるチームだし、どの相手もそうだけど、侮れない」と気を引き締めたうえで、「せっかく今、いい雰囲気やいい流れが来ているので、それを継続できるプラス成長できるようにするためにも、C大阪にとっては大事な試合。しっかりと試合の入りから集中していけるよう、そのためにも、まず試合に向けていいコンディションでみんなが迎えられるようにしたい」と強い意気込みを示している。

一方の新潟は、2勝1分け1敗。前節、鳥栖にレオ シルバのゴールで1−0と勝利し、6位タイに浮上した。ただ、鳥栖に押し込まれ、シュートも倍の16本を打たれるなど、苦しい展開だったのも事実。そのなかで、試合後には「全員ではないが、チームの勝利のために戦う、という気持ちがまだまだ薄い選手がいる」と柳下監督も手綱を締め直している。そのなかで迎えるC大阪との一戦では、相当の気合いで乗り込んでくるのは容易に想像できる。

それでも、「ホームではもう負けへんようにしたい。昨年の(ホーム)5分けとかあったけど、そのまま今年進むことは悔しい。最初から勝つことしか考えていないし、勝ちに行く姿勢を出してやらないといけない」というC大阪の柿谷曜一朗は、「開幕から完璧に行くとは思っていないが、試合を積んで、やっていくことがわかってきて、今、スタートダッシュでいい流れができてきている。まだまだ満足はしていないし、もっと質のいいサッカーができると思うけど、シーズン終わりまで、波のないように、(勝ち)続けていきたい」と、チームを代表して、今の結果にも、サッカーの質にもこだわって、タイトルを狙う意志を改めて表している。だからこそ、C大阪としては、ここで流れを止めるわけにはいかない。

昨シーズン目覚ましい活躍を見せた柿谷と川又堅碁の両ストライカーがいるC大阪と新潟。輝きを放つのは、柿谷、フォルラン、南野拓実、杉本健勇、山口蛍らの連動性も高まってきた桜色の戦士たちか。それとも、川又、レオ シルバ、岡本英也、田中亜土夢ら、昨年から熟成をかけて作り上げているオレンジのイレブンか。超満員のサポーターで埋め尽くされるキンチョウスタジアムは、両者の対決で、『圧力鍋』にふさわしい興奮空間を作り出すことだろう。

以上

2014.03.28 Reported by 前田敏勝
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