●ルーカス選手（Ｆ東京）：
「気持ちの中ではゴールを決めたいと思っていた。あのシュートの前にチャンスはあった。そのほうが、簡単なはずだったんだけどね。その場で瞬時に考えて合わせた。ＧＫが逆に飛ぶと思ったからニアサイドに打った。難しいシュートだけど、もっと難しいゴールを日本人は決めている。だって私は日本人からああいうシュートを学んだんだから（笑）これ以上、パーフェクトなゲームはない。最後の味スタ、最後のリーグ戦、勝つことを最優先していたけど、ゴールまで決められたんだからパーフェクトだよ。Ｊ１、Ｊ２通算１００点まで確かに１点足りないけど、私は９が好きだから９９点を狙っていたんだんだよ（笑）。現役最後まで1月1日までいろんなことを話したい。FC東京エンバイシャドール（クラブ親善大使）については、こういう重要なポジションを与えてくれた役割も分からないが、クラブと交流を持ち続けながらこの先も頑張りたい」

●米本拓司選手（Ｆ東京）:
「アシストした場面は、（石川）ナオさんに上げたんですけどね（苦笑）。うまく（平山）相太君がヘディングで合わせてくれた。前半は我慢していれば、後半チャンスがくると思っていた。うまくしのいで後半、相手が前に出てきたところをしっかりとつけたと思う。前半は、相手が前から来ていたのでミスも多かった。前半から来ていたので、しのげば落ちると選手の中で話していた。それを話し合いながらできたことは大きかった。後半は背後を狙う動きも多かった。個人的に、相太君にアシストしたいと言っていたので最終節にできてうれしい」

●加賀健一選手（Ｆ東京）:
「前半は、自分たちの思うようなサッカーができなかったが、自分たちの勝ちたいという思いが出た試合だと思う。決めるべき人が決めてくれた。その後の対応もよかった。元日までいきたい。次の仙台に勝って優勝したい。ルーコンとは練習の2人組も一緒だし、やってきた時間は2年と短かったけど、非常に濃密だった。だから寂しいですね」

●塩田仁史選手（Ｆ東京）:
「絶対に勝ちたかった。出場については当日というか、発表されるまで事前に言われていなかった。ルーカス、ポポさんの最後ということで、巡り合わせもあったと思う。ここで勝てて本当に良かった。前半は、やり方がはまらなくて四苦八苦していた。時間とともにこちらの時間になると思っていた。耐えていれば、僕たちにはサポーターがついているので絶対に勝てると思っていた。ルーカスの得点は誰がとるよりも嬉しかった。いろんな思いはプレッシャーになるが、こういうところで力を出せるかどうか。自分自身も何よりも仲間を信じていた。ルーカスが最高の雰囲気の中で挨拶できて良かった。俺は脇役。今日はヒーローがいっぱいいるから。今日に関しては内容がなくても良いと思っていた、今 日だけは」


●ウイルソン選手（仙台）:
「3連敗してしまい、自分達が想像もしていないようなことになってしまいました。でも下を向いてばかりいても仕方がない。天皇杯に切り替えて、今日の敗因を修正し、ホームでできる天皇杯を勝って進んでいきたいですね。
試合について言えば、前半にチャンスを作っていたのに、残念ながら決められなかったのが響きました。後半には相手のチャンスが全部ゴールにつながってしまい、本当に残念な結果になってしまいました」

●梁勇基選手（仙台）:
「しっかりボールもつなげていましたし、攻撃もみんなが連動して相手ゴールに迫っていくという形が多々見られたので、そういう部分は良かったと思います。ただし、そこでとれなかったというのが、チームの現状なのかな、と思います。
（Q: ボランチでプレーしたことについて）まずは取られないということと、なるべく前にボールを入れることは意識していました。
（Q: セットプレーのチャンスもあったことについて）自分が蹴ったボールはちょっとコースが甘かったので、防がれてもしょうがないのかなという印象です。
やはり、リーグ戦を3連敗して終わったので、選手の立場からしたら後味が悪いですし、すごく不甲斐ない終わり方だったという感じです。リーグ戦が今日で終わり、次の天皇杯まで少し時間が空くので、しっかり頭と体をリセットする時間があるので、またフレッシュな気持ちで天皇杯を戦えるようにしっかり準備をしたいですね」

●佐々木勇人選手（仙台）:
「前半に決めるチャンスがたくさんあったので、そこで決めなければいけない試合でした。自分は左サイドだったので、中に切れ込むシュートを狙っていました。自分が前に出てチャンスを作れればと思っていました。今日の試合では人と人との距離が近く、ワンタッチプレーも多かったので、やはり、前半で勝負をつけられれば良かったですね。
失点するとゲームプランがまた変わってくるし、バランスを崩して出ていくとまたやられるので、やはり先手を取らないといけないと感じていました。
リーグ最後ということで勝って終わりたかったのですが、幸いにも天皇杯があるので、そこで優勝して、1月1日にみんなで喜びたいと思います。前半のようなサッカーをして、チャンスでの精度を高めていきたい」

以上