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【J2:第40節 松本 vs 山形】プレビュー:何としても勝点3の欲しい松本と、敗れれば可能性の消滅する山形。火花散るサバイバルを勝ち抜くのは!?(13.11.09)

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いよいよJ2もリーグ戦は残り3試合となった。G大阪のJ1復帰が決定し、神戸がマジック『1』となった今、気になるのは昇格プレーオフ圏内となる6位以内を巡っての火花散るサバイバルレースだ。3試合で終わるのか、プラスアルファとなるのか。選手・スタッフはもちろん、関係者・サポーターも胃の痛くなる11月となっている。各クラブの状況についての詳細は、『J1昇格への道』をご確認いただくとして、今節のこの試合も綱渡りを続ける両者にとって、非常に大切な一戦となる。

ホームの松本としては“雪辱戦”となる。前回対戦時(第20節)は、サイドを起点に攻め込んだ山形が4-1で快勝。一時は追いついた松本だったが、その後は完全に後手に回り、立て続けに失点。「打ちのめされた試合」(反町康治監督)となった。だからこそ、「同じ轍は踏まない。あれからどれだけ成長しているか」と指揮官も待ち望んでいる。Jリーグ入会後、まだ勝利のない相手ではあるが、チームの状況は悪くない。第38節・福岡戦で劇的な勝利を飾ると、前節・横浜FC戦は3-1で快勝。反町監督も「良いゲームの入り方をして、自分たちのリズムで試合が出来た」と手ごたえを見せる。前節に警告累積で出場停止となった岩沼俊介の復帰も予想されるなど今節に向けての準備は万全だ。岩沼本人も「山形にはやられている印象があるが、過去の話。当時から戦力も上がっているし、しっかり勝ち切れるように頑張りたい」と前向きな姿勢だ。現在、6位・徳島との勝点差はなく、あるのは得失点差だ。松本としては3連勝すれば文句なしに6位以内が確定するが、得失点差ももちろん気にしたい。

対するアウェイの山形は、前節・岐阜戦を2-2のドロー。一時は勝ち越しながらも追いつかれており、奥野僚右監督も「勝点1ということで、(6位以内浮上への)可能性がまったく消えたわけではないんですが、広げることができなかったという試合の結果になります」と唇を噛む形に終わった。この結果、現在勝点55の11位に位置している。6位との勝点差は5まで広がったため、今節に敗れると6位以内浮上の可能性は完全に消滅する。わずかに残った蜘蛛の糸を切らさないために、必要なのは3試合で勝点9だ。チーム総得点がG大阪・神戸に次いでリーグ3位となる69得点という攻撃力に全てを託す。

この試合を左右するポイントは、やはり『サイドの攻防』と『先制点』になろう。松本は今季ここまでのサイドからの失点は25を数えている。4-4-2のフォーメーションを主に採用している山形が中村太亮らサイドアタッカーの攻め上がりで優位に立つのはある意味必然。そこを突かれることは間違いないだけに、松本としてはサイドからのクロスを上げさせないことが一番だが、「中のマークを徹底したい」(岩沼)。どれだけ跳ね返し、セカンドボールを拾えるか。そこで奪うことが出来れば、前線に枚数をかけて攻め込む山形の隙を突くことも可能だ。また山形の先制点を奪った試合の勝率は56.5%と決して高い数字ではない(松本は78.9%)。仮に山形が先制点を奪ったとしても松本は下を向く必要はないし、山形としては早目の追加点が欲しいところだ。

以上

2013.11.09 Reported by 多岐太宿
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