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【J2:第40節 鳥取 vs 群馬】プレビュー:引き分け以上での残留決定を目指す群馬。鳥取は久しぶりの勝利で、逆転残留への望みをつなげるか。(13.11.09)

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最下位の鳥取が、20位の群馬をホームに迎え撃つ。順位だけを見ればJ2残留争いの直接対決だが、両者の勝点差は8と大きく広がっており、群馬は引き分け以上で残留を決めることができる(※JFL所属で来季のJ2ライセンスが公布されているクラブのうち、2位以内に入る可能性があるのがカマタマーレ讃岐のみとなったため、今季J2から降格の可能性があるのは最下位の1クラブのみとなった)。

最下位の鳥取は前節、アウェイでの岡山との『陰陽ダービー』に0−2で敗戦。7月3日の22節を最後に実に4か月以上、17試合も勝利から遠ざかっており、なかなか結果を出せないまま、ついに残り3試合を迎えた。21位の岐阜との勝点差は4で、直接対決は残っていない。少しでも多くの勝点を積み上げ、岐阜にプレッシャーをかけるためにも、まずは久しぶりの勝利が欲しい状況だ。

最近5試合、いずれも前半は無失点に抑え、悪くない戦いを見せているものの、すべて後半に失点し、1分4敗と勝利をつかめていない。林堂眞が「ウチも相手も点を取らなければいけない状況で、どちらもリスクを冒した戦いをしているときに失点することが多い」と語るように、後半に崩れる流れを改善できなければ勝利は遠く、チーム全体の運動量も含めて、90分間安定したプレーを続けることが求められる。

群馬は前節、アウェイで北九州に2−3で競り負けたが、同様に敗れた鳥取との勝点差は維持した。36節に勝って連敗を4で止めた後は、敗戦→勝利→敗戦と、連勝も連敗もない。試合ごとの出来不出来の差が大きく、良いプレーをすれば勝利をつかむ一方で、ひとたびリズムが狂うと苦戦を強いられている。
残り3試合の対戦相手は鳥取、神戸、G大阪。今節で敗れて鳥取との勝点差が5になると、残留争いで優位な立場から一転、重圧が増すことも考えられる。2強との連戦を前に、ここで残留を決めておきたいはずだ。

勝敗を分けるポイントになりそうなのは、前述したように、鳥取が失速する傾向がある後半の戦いぶり。鳥取は最近5試合のうち、前半に先制して1−0で後半に折り返した試合が3試合あるが、2試合は後半の2失点で1−2の逆転負けを喫し、1試合は相手が前半終了間際に退場者を出し、数的優位に立っていたにもかかわらず、追い付かれて1−1で引き分けている。鳥取は仮に先制できたとしても、そこからリードを2点以上に広げられるかが、勝利に近づくためのカギだろう。逆に群馬は、仮に先制されても、平繁龍一、青木孝太を軸に慌てずに反撃に転じ、鳥取に圧力をかけていきたい。

両チームの公式戦での対戦は、鳥取がJ2に昇格した2011年以降、鳥取の4勝2分。鳥取は相性の良さを結果につなげたい一方、今節で敗れて、岐阜が勝つと、2試合を残して最下位が決定する。逆転残留への望みをつなぐためにも、勝点3だけを見据えて戦う90分間となる。

以上

2013.11.08 Reported by 石倉利英
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