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【J2:第39節 G大阪 vs 熊本】プレビュー:前節の上位決戦を圧勝し、波に乗るガンバ。勝って『昇格』を引き寄せる。(13.11.03)

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前節、徳島ヴォルティスとの上位決戦を5−1と圧勝し、いよいよ『昇格』が現実味を帯びてきたガンバ大阪。今節、13時キックオフの『ガンバ大阪VSロアッソ熊本』戦をG大阪が勝利し、かつ、19時から行われる『ヴィッセル神戸VS京都サンガ』戦において、京都が引き分けあるいは、敗戦した場合、残り試合を待たずしてG大阪の『昇格』が確定する。G大阪としては、とにかくすっきりと勝利した上でナイトゲームの結果を待ちたいところだ。
その前節の徳島戦では、FW宇佐美貴史がプロ初となるハットトリック…どころか、4得点を挙げて圧勝。1失点こそ喫したものの、力の差をみせつけて勝利を引き寄せた。だが「大事なのは、これまでやってきたことを継続して続けること」と長谷川健太監督。J1昇格を目前にしながらも「自分たちの戦いをしっかりやり切ること」を勝負のポイントに挙げ、あくまで『いつも通り』を強調した。
そのことは選手たちも共通理解として持ち合わせている。「結果的に圧勝しましたが、後半の立ち上がりにいらない失点を与えてしまったことなど課題は残った。これまでも試合で出た課題は翌節で克服することを目指してきたように、今節も徳島戦の課題をしっかりとチームとして解消した上で自分たちのサッカーを徹底したい」とMF倉田秋が言えば、「昇格が近づいてきたからといって、特別なことをする必要はない。それよりも自分たちがシーズンを通してやってきた戦いを徹底することに集中したい」とDF加地亮。過去を振り返っても、大一番で気持ちの揺れがないG大阪らしく、誰もが淡々と次節に向けての意気込みを語り『自分たちのサッカーを』と語気を強めた。その言葉通り、ガンバらしいサッカーが展開できれば、勝利は引き寄せられることだろう。

注目はMF倉田秋。前節でFW宇佐美が4得点を挙げたのは前述通りだが、そのFW宇佐美の躍進を語る上で欠かせないのがMF倉田の存在だ。事実、MF倉田の復帰以前は、引いてボールを受ける動きも多かったFW宇佐美だが、MF倉田に相手DFを切り崩す動きや、引き寄せる突破を任せられるようになったことで、前線でプレーする時間が大幅にアップ。MF宇佐美自身も「秋くんがピッチに戻ってからより点を獲ることに集中できるようになった」と証言している。今節もおそらく前線の顔ぶれに変化はない中で、MF遠藤保仁やMF大森晃太郎らとともにG大阪らしい攻撃を演出してくれるに違いない。
「同じユース出身ということもあり、感覚的には貴史も晃太郎も似ているし、そこにヤットさんがタメを作ってくれたり、スペースをあけてくれたりしますからね。組織としていい形で崩せるシーンは増えている。その精度をもっと追究しながら回数も増やして熊本を圧倒したい。個人的にもケガから復帰し、ゲームを重ねるごとに自分らしいプレーを取り戻しつつある。自分の特徴である仕掛けの部分を意識しながら、思い切りのいいプレーでアクセントになりたい。(MF倉田秋)」

対する熊本はジェフ千葉に0-6と大敗した後、見事に立て直し、前節上位を走るVファーレン長崎との『バトルオブ九州』と銘打たれた九州ダービーを1−0と完封勝利。「最後までボールへの執着心を持って戦ってくれて、すごく大きな勝点3になった」との池谷友良監督の言葉通り、『残留』に向けて大きな勝点3を手にした。中でも「全員が同じ意識でやりきれた(DF矢野大輔)」ことについての手応えは選手の誰もが感じている部分。今節の相手、J2屈指の攻撃力を備えたG大阪に対してもその『共通理解』をもった戦いはポイントの1つになるだろう。注目はDF矢野やDF青木良太といった元G大阪の選手たち。DF矢野は03、04年の2年間、DF青木については03〜07年までの5年間にわたってG大阪に在籍しており、MF遠藤を中心に作られるG大阪の攻撃の特徴、リズムは十分に把握している。彼らを中心にその攻撃力をいかに食い止めるかは勝点を奪うための、最初のカギになることだろう。

以上

2013.11.02 Reported by 高村美砂
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