ホーム7連勝がかかる新潟は、現在の11位から一桁台に上がるために負けられない一戦だ。ボランチのレオ・シルバが出場停止から復帰するのが好材料。ボール奪取からのゲームメークで、チームを勢い付ける。
16位の湘南は、降格圏から抜け出すためにも勝点3が欲しい。前回対戦ではホームで0-2で敗れているだけに、借りを返すことが今後の戦いにもつながっていく。
「湘南戦に向け、いい準備ができた」。レオ・シルバは普段通りのリラックスした表情で言った。前回対戦では前半22分に負傷し、ベンチに下がった。相手のイメージサンプルは多くはないが、「積極的に来るチーム。我々もアグレッシブにプレーしなければ」とポイントはつかんである。
その「アグレッシブ」をチームにもたらそうとしている。天皇杯3回戦大分戦でのレッドカードの影響で、第29節F東京戦は出場停止。その試合、チームは先制を許した後、押される展開から抜け出せなかった。「自分がゲームに戻ることで、前に向かう意識をプラスしたい」。必要なのは相手へのプレッシャー、ボールを持ったらゴールを狙う姿勢。ボールを奪って、効果的に前にボールを付ける。隙があれば自ら仕掛けることで流れを作るもくろみだ。
ボランチのコンビを組むことが予想されるのは成岡翔。「彼は前に出て、自由に攻めるタイプ。そのときはカバーする。自分が前に出たときは、彼がそうしてくれる」と手応えがある。
ホームでは7連勝がかかる。雰囲気はいい。「でも、大切なのは目の前の1試合に集中すること。勝点3を積み上げたい」。来日1年目ながら、すぐにチームにフィット。不動の司令塔になった。シーズンも残り5試合。集中力を高めながら、勝点3を狙う。
湘南は15位甲府との勝点差が5。残留のためには、これ以上離されるわけにはいかない。勝利は第26節大分戦から遠ざかっている。ただ、ここ4試合は1勝2引き分け1敗で、全試合得点している。
豊富な運動量から、しつこいボール奪取を続けることで、新潟にボールを落ち着かせるタイミングを与えない。そこから生まれたリズムで先制点を奪いたい。MFハン・グギョンがこの試合から2試合出場停止になる。攻守の起点作りになる存在を欠くだけに、全員がよりボールを動かし、前に走るプレーが求められる。
新潟はレオ・シルバのボール奪取からの前線のコンビネーションがカギ。3バックの横に出来るスペースを突き続けることで、リズムを作る。
順位を上げることが両チーム共通の命題。そこにかけける意欲がどれだ強いかが、結果に影響する。
以上
2013.10.26 Reported by 斎藤慎一郎(ニューズ・ライン)
J’s GOALニュース
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