Ｇ大阪に勝利したことで、長崎のサポーターにとって９月１日は一生忘れることのできない日となった。さらに、この勝利がもたらしたものはどうやら勝点３ばかりではないようだ。Ｖ・ファーレンのことを話題にしながらも、まだスタジアムに行ったことがなかった人や、成績だけはいつもチェックしていた人の心も「あのガンバに勝ったのだから」と大きく動かしたようで、次のホームゲーム（９月15日）である神戸戦のチケットの売れ行きは好調。早くも３階席開放が決定した。

これはホーム開幕戦となったＧ大阪戦以来のことで、県民の関心が急上昇していることと、これまでのフロントスタッフの努力の程が窺える。２位の神戸をホームに迎える大一番は１万人以上の観客で選手を後押しできそうだ。

この日は、「この街のエネルギーになりたい『チョープロ満タンＤＡＹ』〜スタジアムを笑顔で満タンに！〜」というスタジアムを満員にしようという企画が組まれていることもあり、運動公園内の敷地に駐車できる、これまでになかった大変便利なチケットも特別に販売されている。駐車場利用券つきファミリー（４枚）セット券は、Ｂ自由席ホームゴール裏での観戦ができて６０００円。チケット１枚で４名まで入場できる。ただし必ず小中高生を１名を含むことが条件で、大人４名での入場はできない（コンビニのみでの販売で、当日スタジアムでは販売していない）。
※チケットの詳細はこちら（長崎公式サイト）

また当日はこのチケット利用分だけでなく、２５５０台の駐車場スペースが確保されており、車での来場も問題なさそうだ。現在、ホームゲームの際にはスタジアム周辺の様々な企業や団体が協力することで徐々に駐車スペースが拡大しつつある。シーズン開幕前から「駐車場が少ない」という情報が先行したが、環境は徐々に整いつつある。
※駐車場の詳細はこちら（長崎公式サイト）

加えて、長崎市在住のサポーターから最近かなりの注目を集めているのが、長崎バス観光の応援バスツアーだ。長崎市の複合型ショッピングセンター「ココウォーク」から乗り換えなしでスタジアムまで連れて行ってくれる点が人気の理由。価格も往復１０００円とかなりコストパフォーマンスが高い。
※詳細はこちら（長崎バス観光サイト）

ところで、Ｇ大阪に勝利した後、高木琢也監督は「神戸戦はお客さんがたくさん入ってくれるかなあ」と少し不安げに話していた。高木監督は会見でもスタジアムの雰囲気について真っ先に口にすることが多く、サポーターやホームスタジアムの持つ力を信じている。この大一番、県民全員で高木監督もびっくりするほどの勝てる雰囲気を作り上げていきたい。
恐らく、当日はホーム開幕戦となったＧ大阪戦のスタジアムとは全く違う雰囲気になるだろう。そこにはチームと共にこの１年で成長したファンやサポーターの姿が見られるはずだ。１万人以上の大観衆で神戸を迎え撃とう！
さあ来い！神戸！

以上

2013.09.09 Reported by 植木修平